【留学生必見】面接時の服装を男女別に紹介!

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2024/12/13

新卒の就職面接を受ける際に、適切な服装が分からず戸惑う留学生も少なくありません。
日本では、黒のリクルートスーツを着用するのが一般的です。そして、バッグや靴、ベルトといった持ち物や小物まで配慮しなければなりません。
この記事では、就職面接での身だしなみについて解説します。就職面接での服装マナーを知って、日本での就活を成功させましょう。

目次

  1. 新卒面接でチェックされる身だしなみポイント
  2. 留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【男性】
  3. 留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【女性】
  4. 季節や天候の変化に対応できる服装にする
  5. 面接によって異なる服装のポイント
  6. 新卒採用の面接で「服装は自由」と言われたら?
  7. まとめ
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新卒面接でチェックされる身だしなみポイント 

新卒面接でチェックされる身だしなみポイントの画像

日本の面接では質問への回答以外に、「清潔感があるか」「TPOをわきまえているか」といった身だしなみもチェックされます。日本の面接において就活生の身だしなみは、印象を左右する重要なポイントです。面接に相応しいとされる、就活生の服装を確認しておきましょう。

清潔感があるか

面接の前に、スーツやシャツにシワや汚れがないかしっかり確認しておきましょう。また、タバコや汗、生乾きの臭いがすると清潔感に欠けます。
香水を日常的につける人は、面接の日は控えたほうが賢明です。靴は綺麗に磨き、バッグは型崩れしていないか面接前に確認しておきましょう。

サイズが合っているか

スーツやシャツのサイズが合っているかも重要なポイントです。自分の体型よりも大きいスーツだと、だらしなく見えてしまいます。また、ズボンの丈が短かったりジャケットが小さかったりすると、不格好で頼りない印象になるので気を付けましょう。
スーツを買う際は裾や袖の長さに注意して、自分に合ったサイズを選ぶことをおすすめします。

全身のバランスが整っているか

黒のリクルートスーツに対して、カジュアルな印象のあるスニーカーや奇抜なデザインの靴は合いません。派手なアクセサリーや髪型、メイクも同様です。

就職面接にミスマッチな服装をしていると、マイナスな印象を与えてしまいます。リクルートスーツを着たら、全身の系統や色のバランスが整っているか必ずチェックしましょう。

面接に適しているか

日本では、面接時の服装に個性的な柄や色を選ぶのはマナー違反とされています。そのため、スーツやシャツ、ネクタイなどは、派手な色や目立つ柄が入ったものは避けましょう。
日本で面接を受ける際は、できるだけ控えめな色のものを選ぶのがおすすめです。

日本の面接のマナーについて知りたい方は、「日本の面接を受ける際のマナーとは?身だしなみや好印象を与える方法を解説」の記事を参考にしてください。

留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【男性】 

留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【男性】の画像

ここでは、新卒の面接にふさわしい男性の服装について詳しく解説します。

リクルートスーツ

リクルートスーツの色は、無地の黒や紺色のダークカラーが基本です。リクルートスーツは「就活スーツ」とも呼ばれ、日本では面接だけでなく、企業説明会やインターンシップなどでも着用します。そのため、就活を始める前に必ず1着は用意しておきましょう。

シャツ

白無地のワイシャツを着用します。
新卒の就職活動では、色やデザインのあるシャツは好ましくありません。色がついたボタンやボタンダウンシャツもカジュアルな印象になるので避けます。また、シワがあるとだらしなく見えるため、しっかりとアイロンをかけておきましょう。

ネクタイ

ネクタイの画像

青やネイビー、グレーのネクタイが一般的です。青やネイビーは知的な印象を与えるので、面接に最適なカラーといわれています。黒や白は、日本では冠婚葬祭の印象が強いので避けましょう。

デザインは無地やストライプ、小紋柄が無難です。幅が細いネクタイはファッション性が高いので、面接には相応しくありません。そのため、7~8cmのオーソドックスな太さのネクタイを選びます。
なお、ネクタイの結び方はプレーンノットで、ネクタイピンは付けないのが一般的です。

ベルト

幅やバックルが太すぎない革製のベルトを必ず着用しましょう。ベルトと靴は同じ色に揃えたほうが、全体のバランスが整います。
就職活動では基本的に黒の靴を履くので、ベルトも黒に揃えるのがおすすめです。

靴下

靴下は着席した際に、面接官から見える場合があります。そのため、黒または紺色で肌が見えない長さのものを選びましょう。
丈の短いスニーカーソックスや白い靴下は、スーツ姿には好ましくありません。また、柄や模様のある靴下も避けましょう。

革製の紐靴タイプのビジネスシューズを履きます。靴の色は、ベルトと同じ黒が無難です。古い靴や汚れた靴は清潔感が感じられません。
面接前に、靴が汚れていたり踵がすり減ったりしていないか、必ずチェックしておきましょう。

バッグ

バッグの画像

バッグは、黒のリクルートバッグを選びましょう。派手なブランドロゴや色は就職活動では好ましくありません。リュックサックも、カジュアルな印象なので避けましょう。

また、書類などを折らずに入れられるように、A4サイズが入る大きさのバッグを購入してください。なお、面接の場ではバッグを床に置きます。そのため、底鋲付きで自立するものがおすすめです。

アクセサリー

ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーを着用するのはNGです。面接には身につけて行かないようにしましょう。

髪型

日本の就職面接では、長い髪や奇抜な髪型は好まれません。特に前髪が長いとお辞儀をした際に目にかかる可能性もあるため、面接官と視線を合わせて会話をするのが難しくなります。また、面接中に髪を整える仕草も不適切です。
なお、整髪料のつけすぎは匂いが強く髪型も不自然に見えるため避けましょう。
面接を受ける際は、スッキリとした清潔感のある髪型がおすすめです。

髪色

カラーリングをした派手な髪色や、生え際と毛先の色が異なる状態は面接には相応しくありません。面接を受ける前に、染め直しておきましょう。

メガネ

フレームに色のついた派手なメガネや、デザイン性の高いメガネは控えましょう。

時計

時計の画像

時計は、文字盤が大きすぎないシンプルなものを選びましょう。カジュアルな色は避け、ビジネスシーンに相応しいシルバーや革製のベルトのものがおすすめです。
会場では、指示により携帯の電源を切るなどして時間を確認できない場合もあります。面接の際は、腕時計を着用して行くようにしましょう。

日本の面接でよく聞かれる長所と短所についての回答例が知りたい方は、「転職の面接における長所と短所の伝え方は?例文や注意点を紹介」の記事を参考にしてください。

留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【女性】

留学生が新卒の採用面接を受ける際の服装【女性】の画像

ここでは、新卒の面接にふさわしい女性の服装について詳しく解説します。

リクルートスーツ

男性と同じく、黒のリクルートスーツが基本です。ボトムスはスカートとパンツ、どちらでも構いません。スカートは、座ったときに膝上が見えない膝丈の長さにしましょう。

ブラウス

白無地のブラウスを着用します。首もとに第一ボタンがあるデザインのレギュラーカラーシャツか、襟元に第一ボタンがなく、襟をジャケットの外側に出すデザインのスキッパーカラーシャツがおすすめです。
襟やボタンがないカットソーは新卒の就職活動ではカジュアル過ぎるので避けましょう。

ベルト

パンツスーツの場合は男性と同じく、革製の黒のベルトを着用します。スカートの場合は、ベルトは不要です。

ストッキング

スカート、パンツどちらのスタイルでも、肌色に合ったストッキングを着用します。女性の場合は、パンツスーツであっても靴下ではなく、必ずストッキングを着用しましょう。

靴の画像

黒のパンプスが基本です。大きすぎて踵が歩くたびにパカパカ脱げないよう、足のサイズに合ったものを着用しましょう。
また、ヒール部分が細く、コツコツ大きな音がなる靴も避けるのが無難です。ヒールの高さは、3~5cmのものが就活生によく選ばれています。

バッグ

就活生のバッグは、黒などのシンプルなリクルートバッグが一般的です。男性と同じく、床に置いたときに自立するタイプのもので、A4サイズの書類が入る大きさのものを選びます。
ブランドのロゴが目立つものやリュックは好ましくないため、避けましょう。

アクセサリー

アクセサリーも男性と同じく、ピアスやネックレス、指輪はつけないようにしましょう。

髪型

髪型の画像

前髪が長い人は、目が隠れないようにサイドに流しましょう。耳は見えるようにして、礼をしたときに崩れない髪型にまとめます。
髪を結ぶ際は派手な色のゴムは避け、黒か茶色を使いましょう。

髪色

男性と同様に、黒に近いダークカラーが好印象を与えます。男性よりも女性のほうが髪が長いケースが多く、傷んでいる様子や毛先と根元の色の違いが分かりやすい状態です。
清潔感のある印象を与えるためにも、面接前に髪の毛のケアをしておきましょう。

メイク

ビジネスシーンにあったメイクを心がけましょう。つけまつげやカラーコンタクトは面接の場に相応しくありません。また、アイメイクやチーク、口紅が濃すぎないように注意しましょう。
就活時のメイクが分からない人に向けた、メイク講座やメイク方法を紹介した動画などもあります。自分のメイクに自信のない人は、面接前に確認してみましょう。

ネイル

伸びすぎた爪は不潔な印象を与えるため、整えておきましょう。また、マニキュアを塗る場合は、派手な色は避け、透明のものや薄いピンク色がおすすめです。
付け爪やネイルアートなど、ビジネスシーンに相応しくない装飾は避けましょう。

季節や天候の変化に対応できる服装にする 

季節や天候の変化に対応できる服装にするの画像

季節や天候の変化によって、面接時の服装は注意すべき点が変わります。また、季節に合わない服装は、TPOにふさわしくないため気を付けましょう。

夏もリクルートスーツを着用します。暑い場合は、面接会場まではジャケットを脱いでいても構いません。しかし、会場に入る前は必ずジャケットを着用しましょう。
また、たとえ暑くてもインナーのワイシャツやブラウスを半袖にするのは避けたほうが無難です。面接の場である以上、ジャケットと長袖のシャツを着用してフォーマルな服装を心掛けましょう。

夏場は汗をかくので、身だしなみにも注意が必要です。顔や首筋に汗が流れていたりスーツに汗じみができていたりすると、清潔感がありません。面接前にハンカチやタオルで汗を拭いて、スーツは常に清潔にしておきましょう。

冬の画像

冬はリクルートスーツを着た上からコートやマフラー、手袋といった防寒具を着用しても構いません。ただし、会場に入る前にコートは脱いでマフラーや手袋も外しましょう。
会場に入ったら、脱いだコートは綺麗に折りたたみ腕に掛けて持つようにします。

なお、コートやマフラーといった防寒具の色やデザインにも注意が必要です。いくら会場で脱ぐといっても、スーツに合わないカジュアルなものはふさわしくありません。黒やネイビーのシンプルなデザインのものを着用しましょう。

雨の日

面接当日は、天候が悪くなる場合もあります。雨でスーツがびしょ濡れのまま会場に入るのは、避けましょう。雨がひどい場合は、スーツが濡れないよう会場近くまで防水のジャケットやレインコートを着用して行くのもおすすめです。
雨で濡れた防水ジャケットやレインコートは、手持ちせずに会場に入る前に畳んでバッグに入れておきましょう。

天気の急変により、予期せぬ雨で濡れてしまう場合もあります。そのため、拭くためのタオルやハンカチは忘れずに持参しましょう。また、出発前は天気予報を確認し、天気が不安定な場合は折りたたみ傘を準備しておくと安心です。

最終面接でよく聞かれる質問について詳しく知りたい方は「留学生が面接で聞かれる質問は?内容を理解し日本での進学や就職に活かそう」の記事を参考にしてください。

面接によって異なる服装のポイント 

面接によって異なる服装のポイントの画像

採用面接といっても、受ける面接の種類によって服装は異なります。それぞれの面接に適した服装ができるように確認しておきましょう。

新卒

新卒面接の場合は、黒または、黒に近いダークカラーのリクルートスーツが基本です。リクルートスーツを購入する際は、必ず試着をし自分のサイズに合ったものを選びましょう。
また、Web面接などオンラインで面接を受ける際も、必ずスーツを着用するのがマナーです。

転職

転職面接の場合は、濃いネイビーやグレーといった大人らしい落ち着いた色のスーツを選びます。シャツは無地が基本であるものの、白でなくても問題ありません。白以外のシャツを着用する場合は、薄い色や目立たない柄のものを選びましょう。

男性のネクタイは、スーツの色味に合ったものを選びましょう。華美な色や派手な柄物でなければ問題ありません。

女性の転職の場合は、紺やグレー系などのセットアップスーツのほか、落ち着いた色のスカートやパンツをジャケットに合わせて着用しましょう。

アルバイト

アルバイトの面接では、スーツを着用する必要はありません。しかし、オフィスカジュアルといわれる落ち着いた色合いの服を選び、清潔感の感じられる装いを心掛けるのが大切です。
持ち物も就職面接ほど色を統一する必要はありません。ただし、派手なバッグやアクセサリーは控えるようにしましょう。

アルバイトの面接の服装については、「アルバイトの面接で印象の良い服装とは?男女別のポイントや注意点を紹介」の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

新卒採用の面接で「服装は自由」と言われたら?

新卒採用の面接で「服装は自由」と言われたら?の画像

面接で服装は自由と言われたときも、基本はリクルートスーツです。ただし、「スーツ以外で」「私服で」と言われたときは、リクルートスーツは着用せず、オフィスカジュアルな服装で行きます。

男性はジャケットにシャツやチノパン、革靴のスタイルで、ネクタイは不要です。色はネイビーやグレー、ダークブラウンといった落ち着いた色にします。

女性はジャケットにブラウス、スカートまたはパンツ、パンプスといったスタイルです。色はネイビーやグレー、ベージュなどが、落ち着いていて良い印象を与えます。

日本の面接の練習方法について詳しく知りたい方は「外国人が面接の練習をするメリットは?効果的な方法を知って就活に活かそう」の記事を参考にしてください。

まとめ 

まとめの画像

新卒採用面接ではリクルートスーツを着用します。日本で就職活動を行う予定の人は、必ずリクルートスーツを準備しておきましょう。
なお、日本の就職面接では身だしなみもチェックされるので、自分のサイズに合ったリクルートスーツを選ぶのが大切です。リクルートスーツと転職面接時のスーツは異なるため、違いが分からない人は購入前にお店の人に確認しましょう。

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