面接の注意点を知りたい!転職希望の外国人に向けてマナーを解説

WeXpats
2023/02/08

日本で転職を考える外国人の中には、「面接の注意点って何?」と考える人もいるでしょう。面接には、身だしなみや話し方など、さまざまな注意点やマナーがあります。このコラムでは、面接を受ける際に意識することや流れの注意点を解説するので参考にしてください。面接は質疑応答だけが重要ではありません。入室から退室をするまで気を抜かず、内定を勝ち取りましょう。

目次

  1. 面接を受ける際に意識すること
  2. 面接の注意点~入室~
  3. 面接の注意点~質疑応答~
  4. 面接の注意点~退室~
  5. まとめ
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面接を受ける際に意識すること

面接を受ける際に意識することの画像

面接を受ける際は、以下の点を意識して臨みましょう。面接は、企業の人と顔を合わせる重要な選考の場です。面接のマナーや注意点を把握し、堂々と面接できるようにしましょう。

企業から見た自分の印象を考える

企業が自分をどのように印象付けるか、自分を客観視することが大切です。具体的にいうと、身だしなみや仕草、話し方などがあります。面接に不向きな濃いメイクや強い香水、派手なアクセサリーは印象を下げてしまうため、避けましょう。また、髪の毛は短くカットし、女性はゴムで結ぶなどして清潔感を出すことが重要です。話し方は早口にせず、面接官の話に適切なタイミングで相づちを打つなど、穏やかな印象を与えられるように心掛けましょう。

外国人が日本の面接を受ける際のマナーとは?服装や到着時間について解説」では、日本の面接の服装や時間、名刺を受け取る際のマナーについても解説しています。面接を控えた外国人の方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分を良く見せようとしない

面接時の注意点には、自分を良く見せすぎないようにすることが挙げられます。誰しも内定をもらうために、面接官に自分を良く見せようとしてしまうものです。しかし、あからさまに自分を過大評価したり、自信過剰な雰囲気を出したりしてしまうと、面接官は良い印象を持たないでしょう。また、内定を得られたとしても、入社後の企業からの高い期待に応えることができず、結果として勤務しずらくなってしまう場合もあります。自分の仕事のしやすさのためにも、等身大の自分を見せれるように面接をしましょう。

どの企業でも同じように意識する

面接の注意点は、どの企業でも同じように意識しましょう。第一志望の企業だけ注意するなど、企業によって温度差をつけていると、自分の転職活動の軸が揺らぎます。どの企業の面接でも、自然に振舞える人の方が内定に繋がりやすくなるでしょう。

Web面接の場合は事前に通信機器のチェックをしておく

Web面接のときは、事前に通信環境や機械をチェックしておきましょう。面接までの操作を理解していないと、当日慌ててしまう可能性もあります。予定時刻に開始できなかったり声が聞こえないなどのトラブルが発生しやすいため、オンラインやリモートでの面接の際は時間に余裕を持って準備しましょう。

面接の注意点~入室~

面接の注意点~入室~の画像

面接における、入室時の注意点を解説します。ドアをノックするときから、面接は始まっていることを意識しましょう。

ドアをノックし「失礼致します」と伝える

面接会場に入る際は、会場のドアを2回ノックし、開けてからその場で「失礼致します」と伝えます。また、伝えた後に一礼をすると、より丁寧な印象になり好印象です。この時点で面接は始まっていると考え、自分を客観視しながら行動することを心がけましょう。

企業から「お掛けください」と言われるまで座らない

自分が座る椅子の横に立ち、面接官から声をかけられるまで、椅子には座らないのがマナーです。面接官から「お掛けください」と声をかけられたら、「失礼致します」と一言伝えて座ります。無言で座らないように注意しましょう。

履歴書は封筒から出して渡す

履歴書をその場で手渡しする際は、必ず自分が封筒から出して面接官に渡しましょう。封筒から出すことを考え、封はしないでおくのがマナーです。三つ折りの状態を開き、「ご確認お願い致します」と伝えて渡すようにしましょう。

面接の注意点~質疑応答~

面接の注意点~質疑応答~の画像

ここでは、面接の質疑応答の注意点を解説します。面接官の話をよく聞き、分かりやすくハキハキと答えましょう。また、企業からの質問に「特にありません」と答えず、最低3つは逆質問を用意しておきます。

面接官の話を遮らない

面接官の話を遮らず、最後までよく聞いてから話をしましょう。面接官が話しているときに自分から話出してしまうと、自分の印象を下げてしまいます。「相手の話を聞くよりも、自分の話を先にしたい人」というイメージがついてしまい、仕事でも周囲や相手の状況を考えられないのではと思われてしまうでしょう。

結論から伝える

面接で自分の話をするときは、結論から先に伝えるようにします。特に、志望動機や自己PRなど説明が必要な話は、結論を後回しにしてしまうと何を言いたいかが分からず、面接官が混乱するでしょう。長々と話すのではなく、結論→理由→目標など、話す順番をつけると分かりやすくまとまります。

小さな声で話さずハキハキ伝える

面接での質疑応答は、内容だけでなく声量や会話にリズム感に気を配ることも大切です。声が小さすぎてしまうと聞き直す必要があり、面接官に負担をかけます。「ハキハキと意思表示できない人」という印象もつきやすくなってしまうため、緊張していてもきちんと話すことを心がけましょう。

面接の受け答えによっては、発言するとマイナス評価になってしまう内容や言葉もあります。「面接NGワードとは?避けた方が良い回答例をご紹介」では、質問内容別に使いがちな面接NGワードを紹介しています。これから面接に挑む外国人の方はぜひ参考にしてください。

面接官からの質問に「特にありません」と答えない

面接は、面接官から「聞いておきたいことはありますか?」と質問されることがよくあります。その際に、「特にありません」と答えるのはNGです。マイナスなイメージが付きやすく、面接官から「何もないの?」と思われてしまうことがあります。企業への熱意や関心を持っていることをアピールするためにも、企業への質問を最低3つは用意しておきましょう。

日本の面接で聞かれる質問について知りたい方には、「外国人が日本の面接で聞かれる質問とは?採用につながる回答を考えよう!」のコラムもおすすめです。面接で聞かれやすい質問や印象の良い答え方、服装や態度に関するマナーについてもまとめています。面接前に一度チェックしてみましょう。

面接の注意点~退室~

面接の注意点~退室~の画像

面接会場で退室する際の注意点を解説します。質疑応答が終わっても、面接自体はまだ終了していません。最後まで自分を客観視し、企業に与える印象を考えましょう。

面接官にその場で合否を聞かない

面接官にその場で合否を聞くのはNGです。企業によっては、当日に内定を出す場合もありますが、自分から聞くことは避けましょう。また、ほとんどの企業は「後日連絡します」と伝えるはずです。企業は採用ニーズや面接の印象など、さまざまな部分を考慮して時間をかけて合否を決定します。そのため、結果が出るまで冷静に待ちましょう。

挨拶せずに退室しない

挨拶せずに退室することは、面接のマナー違反です。椅子から立ち上がった際は、椅子をしまって面接官に「有難うございました」と敬意を払いましょう。会場を出る際は「失礼致します」と伝え、一礼してからドアを閉めます。無言で立ち去ってしまうと、雑な印象になり「挨拶ができない人」と思われてしまうでしょう。そうならないために、「挨拶して退室」を意識することが大切です。

面接会場の外に出るまで緊張感を緩めない

面接会場の外に出るまで緊張感を緩めないようにしましょう。面接会場のエレベーターや通路などですぐに身だしなみを崩したり、ダラダラと歩いたりするのは避けます。好印象な面接ができても、会場を出るまでの行動で印象が悪いと選考に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

まとめ

まとめの画像

企業面接は、「面接官に見られている」という意識を常に持って行動しましょう。入室から退室までだけでなく、面接会場に入る前から出るまでが面接と考え、緊張感を保つことが重要です。正しい面接マナーや注意点を理解し、内定を目指しましょう。

ライター

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生活・仕事・留学に関するお役立ち情報から、日本のディープな魅力を紹介するコラムまで、バラエティ豊かな記事をお届けします。

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