日本のアニメ文化が海外で愛される理由とは?世界的人気アニメ一覧も

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2024/06/27

日本のアニメの魅力はどこにあるのでしょうか?NetflixやAmazon Videoといったオンデマンドサービスの普及により、世界的な注目度は爆発的に高まっています。
この記事では、日本のアニメが海外でも人気のある理由を解説。また、国外で有名な作品やアニメにまつわる日本の観光スポットについてもまとめています。ぜひ、好みの作品を探してみましょう。

目次

  1. 日本のアニメ映画の特徴
  2. 日本のアニメが海外で愛される理由
  3. 日本のアニメが海外に広がるきっかけとなった作品
  4. 海外でレジェンド的人気を誇る日本のアニメ10選
  5. 2023年に世界で人気だった日本アニメ3つ
  6. 日本のアニメ映画作品
  7. アニメにまつわる日本の観光スポット3選
  8. まとめ

日本のアニメ映画の特徴

日本のアニメ映画の特徴の画像

日本のアニメ映画は、監督のオリジナリティーが強く反映され、低予算でも質が保たれているのが特徴です。以下では、日本のアニメ映画の特徴を解説します。

監督のオリジナリティーが活かされている

日本のアニメ映画には、監督ならではの世界観が表現されている多くの作品があります。たとえば、『君の名は。』『天気の子』などの「新海誠作品」は、映像美と切ない物語で有名です。新海誠監督といえば、美しい自然描写や切ない恋模様をイメージする人も多いでしょう。

日本のアニメ映画は海外ほど大きな組織で制作されないため、より監督の個性が反映されやすいといえます。「新海誠作品」や「宮崎駿作品」などと監督名で呼ばれることもありますが、それは監督のオリジナリティーが作品に活かされているためです。

世界観やストーリーが作り込まれている

日本のアニメ映画は、独自の世界観や作りこまれたストーリーがあるのが特徴です。詳細な設定に基づいて描かれているため、作品の世界にリアリティを感じられます。架空の街や現実には起こり得ない出来事でも、説得力があるでしょう。また、謎に満ちていたり複雑に展開したりするストーリーも特徴の一つといえます。結末が気になり、映画に見入ってしまうことも少なくありません。独特な世界観や深いストーリーに興味を持って、日本のアニメ映画を見ようと思う人もいるでしょう。

日本のアニメ映画は海外と比べて製作費が安い

日本のアニメ映画は、海外と比べて製作費が安く抑えられています。2019年に公開された『アナと雪の女王2』の製作費は1.5億ドルで、当時の日本円にすると約164億円です。対して、2020年に日本で公開された『劇場版「鬼滅の刃(Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba)」無限列車編』の製作費は、推定約5億円と費用は低くなっています。

『劇場版「鬼滅の刃(Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba)」無限列車編』は日本で大ヒットし、日本映画のなかで最も高い興行収入を記録しました。アニメーションが芸術的だという意見もあり、海外でも多くの観客を動員し人気を博した作品です。製作費が安くても質を保っている作品があるのも、日本のアニメ映画の特徴といえるでしょう。

日本のアニメが海外で愛される理由

日本のアニメが海外で愛される理由の画像

引用元:AnimeJapan 2024

日本のアニメには、海外でも有名な作品が多数あります。日本のアニメを観て、日本文化に興味を持ったり、日本語の勉強を始めたりした人もいるでしょう。以下では、日本のアニメが海外でも観られる理由を解説します。

日本のアニメには複数のジャンルがある

日本のアニメにはファンタジーやSF、恋愛、ホラーなど多彩なジャンルがあります。また、歴史や戦争など、日本に関する知識を深められるアニメが存在するのも特徴です。幅広いジャンルの中から自分に合った作品を探せるため、世界各国に日本のアニメに関心を持つ人がいます。

日本のアニメは、物語の設定やキャラクターのバリエーションが豊かです。たとえば、『ソードアート・オンライン』というアニメでは、登場人物が仮想現実の世界でデスゲームを繰り広げます。海外では、ヒーローと敵が戦うバトル系のアニメが多く、同じ設定の作品はあまり見られません。幅広いジャンルから自分好みの作品を選べ、独特な世界観に浸れるのが日本のアニメの魅力といえるでしょう。

日本のアニメの絵やBGMは質が高い

日本のアニメは作画の質が高く、細部にまでこだわって繊細に描かれています。キャラクターの表情や細かい動き、建物の描写のリアルさなどに惹きつけられる人も多いでしょう。
また、日本のアニメのBGMも海外で注目されています。ピアノやオーケストラなどを用いた壮大な曲が多く、印象に残りやすいためです。BGMには、登場人物の心情を表現したりアニメの雰囲気を印象付けたりする効果があります。日本のアニメのBGMは世界的に有名な曲も多く、「アニメは観たことないけれどBGMは知っている」という人も珍しくありません。

年代を問わずに楽しめるアニメが多い

子どもから大人まで楽しめる作品が豊富にあるのも、日本のアニメが海外で愛される理由です。海外のアニメのほとんどは子ども向けに作られているため、大人も楽しめる作品は少ないでしょう。日本の作品は大人が観ても楽しめるように制作されています。登場人物が困難に立ち向かったり挫折したりと、考えさせられるような作品が多いのも日本のアニメの魅力です。複雑な人生やリアルな人間の感情を描くアニメは、大人の心にも訴えかけるインパクトがあります。

日本のアニメが海外に広がるきっかけとなった作品

日本のアニメが海外に広がるきっかけとなった作品の画像

引用元:Amazon Prime Video「鉄腕アトム (1963)」

日本のアニメが海外に広がるきっかけになったのは、1963年にアメリカで放送された『鉄腕アトム』だといわれています。『鉄腕アトム』は感情を持っている少年ロボットのアトムが活躍する物語で、英語での題名は『ASTRO BOY』です。高い視聴率を誇り、多くの人に親しまれました。

さらに、海外の多くの人に日本のアニメを広めたのが、スタジオジブリの作品です。スタジオジブリのアニメ映画は「ジブリ作品」、または監督の名前から「宮崎駿作品」といわれています。『魔女の宅急便』や『天空の城ラピュタ』などの作品名を聞いたことがある人もいるでしょう。

『千と千尋の神隠し』は、第75回アカデミー賞長編アニメーション部門を受賞し、世界各国で高い評価を受けました。

スタジオジブリやジブリ作品については、「日本が誇る映画監督について外国人に解説!国際映画祭の受賞歴も紹介」「日本語の勉強におすすめのアニメは?好きを活かして楽しみながら学習しよう」でも触れているので、ぜひご覧ください。

海外でレジェンド的人気を誇る日本のアニメ10選

海外でも冒険やSF、サスペンスなど、幅広いジャンルのアニメ作品が観られています。以下では、世代を超えて海外で愛されている日本のアニメを紹介します。

1.ワンピース

1.ワンピースの画像

引用元:Amazon Prime Video「ワンピース」

『ワンピース(ONE PIECE)』は海賊王になるという夢を持つ主人公ルフィが、信頼できる仲間を集めて航路を冒険する物語です。仲間との絆や困難を乗り越える姿に心を打たれる人が多く、長年に渡って愛されています。「海賊王に俺はなる」というセリフや必殺技を繰り出す際の「ゴムゴムの~」という掛け声が有名です。

『ワンピース』は1997年に漫画の連載が始まり、1999年からアニメが放送されています。英語版の漫画も海外で販売されており、累計発行部数が全世界で5億部を越えるほど人気です。

2.新世紀エヴァンゲリオン

2.新世紀エヴァンゲリオンの画像

引用元:Amazon Prime Video「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

『新世紀エヴァンゲリオン(Neon Genesis EVANGELION)』は、1990年代を代表する日本のアニメ作品といわれています。主人公の碇シンジが汎用人型決戦兵器であるエヴァンゲリオンを操縦して、「使徒」という人類を脅かす生命体と戦う物語です。作品には、綾波レイやアスカなどの個性の強いキャラクターが登場します。魅力的なキャラクターに加えて複雑なストーリー展開も、アニメがヒットした理由といえるでしょう。

主題歌である『残酷な天使のテーゼ』も作品とともに知られており、アニメソングの枠を超えた高い知名度を誇っています。

3.ドラゴンボール

3.ドラゴンボールの画像

引用元:Amazon Prime Video「ドラゴンボール超 ブロリー」

『ドラゴンボール(Dragon Ball)』は、中国の明時代に生まれた小説『西遊記』をもとにしたアニメです。主人公の孫悟空は、7つ集めると願いが叶うといわれているドラゴンボールを探す旅に出ます。西遊記を大幅にアレンジして、冒険や夢、仲間との絆を描いたバトルアニメです。

孫悟空の得意技である「かめはめ波」は、作品を代表する技の一つとして知られています。

『ドラゴンボール』は日本だけでなく世界40ヶ国以上で放送されており、海外にも多くのファンがいる作品です。

4.DEATH NOTE

4.DEATH NOTEの画像

引用元:Amazon Prime Video「DEATH NOTE -デスノート-」

『DEATH NOTE』は、名前を書かれた人の命を奪える「DEATH NOTE」を拾った夜神月と、名探偵Lによる頭脳戦を描いたアニメです。ノートを拾ったことで変貌していく主人公の様子や探偵Lとの心理戦など、ほかのアニメには見られない緊張感が魅力といえます。

日本では2006年に『DEATH NOTE』の実写映画が公開され、2015年にはドラマが放送されました。ハリウッドでも実写化されるほど、国内外で人気のある作品です。

5.ドラえもん

5.ドラえもんの画像

引用元:Amazon Prime Video「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」

『ドラえもん(Doraemon)』は、ネコ型ロボットのドラえもんと主人公ののび太の生活を描いた物語です。日本はもちろん海外でも人気が高く、家族で楽しめるアニメとして知られています。日本では1979年から2022年9月現在までアニメの放送が続いており、海外でも多くの国で放送されてきました。夢のあるひみつ道具やドラえもんとのび太の友情、優しい世界観が、国や年代を超えて長く愛される理由です。

6.NARUTO-ナルト-疾風伝

6.NARUTO-ナルト-疾風伝の画像

引用元:Anazon Prime Video「NARUTO-ナルト- 疾風伝」

『NARUTO(Naruto Shippuden)』は、主人公のナルトが里一番の忍者を目指すアニメです。数々の苦難を乗り越えながら成長していくナルトの姿が、人々に感動を与えます。ユニークなキャラクターが登場し、派手なアクションシーンがあるのも魅力です。忍者という日本特有のモチーフを扱っているアニメということもあり、海外でも人気があります。

7.進撃の巨人

7.進撃の巨人の画像

引用元:Anazon Prime Video「進撃の巨人」

『進撃の巨人(Attack on Titan)』は、主人公エレンとその仲間が人を襲う巨人と戦うアニメです。閉塞感のある独特の世界観や張り巡らされた伏線が魅力といえます。残酷な描写も多いアニメですが、話が進むごとに真実が明らかになっていき、目が離せません。また、巨人と戦うために考えられた武器や戦術も見どころです。ほかのアニメにはないダークな雰囲気が人気で、海外にも多くのファンがいます。

8.鋼の錬金術師

8.鋼の錬金術師の画像

引用元:Anazon Prime Video「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」

『鋼の錬金術師(Fullmetal Alchemist)』は、国家錬金術師である主人公エドと弟アルが失った体を取り戻すために旅をするアニメです。エドは錬金術を増幅させる力を持つ賢者の石があれば、体を取り戻せるのではないかと考えます。しかし、賢者の石には恐ろしい秘密があり、なかなか元の体には戻れません。重厚な世界観を描きながら家族愛や友情などの人の温かさが表現されているのも、『鋼の錬金術師』の魅力の一つです。

9.涼宮ハルヒの憂鬱

8.鋼の錬金術師の画像

引用元:Anazon Prime Video「涼宮ハルヒの憂鬱(2009年放送版)」

『涼宮ハルヒの憂鬱(The Melancholy of Haruhi Suzumiya)』は、女子高校生の涼宮ハルヒを中心とする、SOS団が繰り広げる学園生活を描いたアニメです。物語の語り手は平凡な男子学生のキョンですが、ほかのSOS団のメンバーは意外な正体を隠しています。キャラクターの設定が魅力的なうえに見た目もかわいいのが、本作の魅力の一つといえるでしょう。また、ストーリーも優れており、学園での生活や恋愛を軸にした話から、SFに発展していくのも特徴です。

10.鬼滅の刃

10.鬼滅の刃の画像

引用元:Anazon Prime Video「テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編」

『鬼滅の刃(Demon Slayer)』は、主人公の炭治郎が鬼に変えられた妹の禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼と戦う日本のアニメです。重要なキャラクターが次々に死んでしまうストーリーですが、家族愛や仲間の大切さが鮮明に描かれています。日本の大正時代が舞台になっており、キャラクターたちが身につけている着物や刀も魅力の一つです。

日本の漫画の歴史や人気の理由を紹介!海外で人気の理由とは?」では、日本の漫画について紹介しています。漫画からアニメになった作品も多いので、興味がある方はぜひご覧ください。

2023年に世界で人気だった日本アニメ3つ

ここでは、2023年に世界で人気だった日本アニメを3つ紹介します。

1.葬送のフリーレン

1.葬送のフリーレンの画像

引用元:Anazon Prime Video「葬送のフリーレン」

主人公のフリーレンは1000年以上生きる魔法使いです。フリーレンは魔王討伐のために、10年間勇者や仲間たちと旅をしました。しかし、10年という時間は人間ではないフリーレンにとっては一瞬のことです。特に感慨もなく再び旅立ち、約束をした50年後に再び再会することに。そこで、大切な人の死に触れ、「もっと人間のことを知っておけばよかった」と涙を流します。過ぎ去った日々の思い出を大切に振り返りながら、新たに出会う人との旅を送る物語です。

コミックスは「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞しています。切なく美しい過去の思い出や仲間、かわいらしいコメディ要素、アクションシーンなどが魅力のアニメとなっており、飽きずに見続けられる作品です。

2.呪術廻戦

2.呪術廻戦の画像

引用元:Anazon Prime Video「呪術廻戦」

呪いを呪術で払う呪術師の闘いを描いた作品です。主人公の高校生、虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の先輩は、学校に隠されていた特級呪物の封印を解いてしまいます。先輩たちを助けるために虎杖は呪霊たちと闘うことに。呪術廻戦では、仲間たちと試練を乗り越えて成長していくストーリーが味わえます。激しいバトルや、呪術師たちの個性的な戦闘能力も魅力の一つです。

3.SPY×FAMILY

3.SPY×FAMILYの画像

引用元:Anazon Prime Video「SPY×FAMILY」

『SPY×FAMILY』は、スパイと殺し屋、超能力者が偽の家族として一緒に暮らすアニメです。3人はお互いの正体を隠していますが、任務のため真剣に娘アーニャの名門校受験に取り組んだり、家族で水族館に行ったりと本当の家族のように生活します。ほっこりしながら笑える話が多く、アーニャのかわいさに癒される作品です。

日本のアニメ映画作品

日本のアニメはテレビアニメだけではなく、長編の映画作品も人気です。ここでは、ジブリや新海誠監督の人気映画作品、テレビアニメ劇場版の人気作品を紹介します。

ジブリの人気映画作品

ジブリの人気映画作品の画像
引用元:スタジオジブリ

ジブリの人気映画作品の一つは2001年に公開された『千と千尋の神隠し(Spirited Away)』です。第75回アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞しました。

主人公は引っ越しの途中で、両親と異世界に迷い込んでしまった少女の千尋。両親は豚に姿を変えられてしまい、千尋はその世界で働くことになってしまいます。千尋が働く湯屋に訪れる神々や、個性豊かな登場人物、ハラハラする展開などが魅力の映画です。厳しい環境の変化にも関わらず強く成長する千尋の強さに感動できるでしょう。

2004年公開の『ハウルの動く城(Howl's Moving Castle)』も人気の作品です。帽子屋を営む少女のソフィーは、あるとき兵隊に絡まれ、ハウルという魔法使いに助けられます。しかし、ハウルを追う魔女によって老婆の姿に変えられ、家を出ることに。あてもなくさまよっていると、生きたカカシに導かれてハウルの住む動く城に辿り着きます。感情的で美しい映画だという評価や、ソフィーとハウルの関係がロマンチックだというレビューがある作品です。

新海誠監督の人気映画作品

新海誠監督の人気映画作品の画像引用元:amazon.co.jp Prime Video「すずめの戸締まり」

新海誠監督の人気作品の一つに、2022年に公開された『すずめの戸締まり(Suzume)』があります。災いが向こうから訪れる扉を、少女のすずめが閉めていくストーリーです。すずめは幼いころに東日本大震災を経験しています。現実に起きた災害が描かれているのは新海誠作品では今作が初。アニメーションや曲などが評価されており、「物語に感動した」というレビューもありました。

また、2019年公開の『天気の子(Weathering With You)』も有名です。この作品は少年と不思議な能力を持つ少女の恋の物語です。また、異常気象の起こる時代に、自分の生き方を選択するストーリーでもあります。雨や雲、空、太陽などの天気のアニメーション描写が綺麗との評価がされているため、映像の美しい作品に興味がある方はぜひ観てみてはいかがでしょうか。

テレビアニメ劇場版の人気映画作品

テレビアニメ劇場版の人気映画作品の画像引用元:amazon.co.jp Prime Video「ONE PIECE FILM RED」

テレビアニメとして放送されているアニメも、長編の映画作品が公開されることがあります。先述の『ワンピース(ONE PIECE)』や『ドラえもん(Doraemon)』などさまざまな作品の劇場版アニメが作られてきました。

2022年に公開された『ONE PIECE FILM RED(One Piece Film: Red)』は人気映画作品の一つです。ストーリーの中で登場する歌手のウタは、『第73回NHK紅白歌合戦』にも登場しました。NHK紅白歌合戦は大晦日に放送される日本の番組で、年末の風物詩ともいえます。

テレビで放送されているアニメの続きとなる物語が、映画版として公開されることも。2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(Demon Slayer the Movie: Mugen Train )』の内容は、2019年の「竈門炭治郎(かまど たんじろう) 立志編」アニメ最終話の続きです。そして、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の続きが、「遊郭編」「刀鍛冶の里編」がテレビアニメとして放送されました。鬼滅の刃が好きな方は、ぜひ映画版も観てみると良いでしょう。

アニメにまつわる日本の観光スポット3選

アニメにまつわる日本の観光スポット3選の画像

ここでは、アニメにまつわる日本の観光スポットとして、「三鷹の森ジブリ美術館」「東京アニメセンター」「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」を紹介します。

三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館はジブリの世界観が楽しめる美術館です。館内は螺旋階段や空中廊下など映画の中のような不思議な構造があり、ジブリキャラクターが描かれている場所もあります。

美術館には「映画の生まれる場所(ところ)」という常設展示室や映像展示室「土星座」、小学生以下の子供が乗れるネコバス、そして屋上庭園にはロボット兵も。

三鷹の森ジブリ美術館はJR中央線「三鷹」駅南口から徒歩15分の距離にあり、日時指定の予約制です。「館内で写真や動画の撮影はせずに、物語の主人公として自分で見て感じるように」という美術館の決まりごとがあるので、意識してみましょう。

東京アニメセンター

DNP PLAZA SHIBUYAにある東京アニメセンター渋谷会場では、時期によってさまざまな企画展やPOP UP SHOPを開催しています。企画展はアニメやマンガ、ゲームなどをテーマとしているので、好きな作品が取り上げられているときは、足を運んでみると良いでしょう。

渋谷会場の場合、全日程日時指定でチケットを購入する必要があります。企画展の観覧は入場料が必要で、ポップアップストアエリア、ストアエリアへは入場料はかかりません。ただ、内容によっては有料となる場合もあるので注意しましょう。

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

藤子・F・不二雄(ふじこえふふじお)氏は、先述した『ドラえもん』の原作者です。このミュージアムでは、藤子・F・不二雄さんの作品世界やメッセージを感じられます。

館内には、『ドラえもん』の歴史を原画と共に紹介している特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」や、藤子・F・不二雄氏が愛用していた仕事机を展示した「先生の部屋」などがあります。そのほか、期間限定の企画展もあるため、webサイトで情報を確認してみると良いでしょう。

ミュージアムは神奈川県川崎市にあり、日時指定による予約制です。来館前に希望日時のチケット購入が必要なので、忘れないようにしましょう。

日本の人気のアニメソングや有名なアーティストを紹介」では有名なアニメソングを紹介しています。興味がある方は、ぜひご覧ください。

まとめ

まとめの画像

日本のアニメはジャンルが豊富で、大人の心にも訴えかける作品が多々あります。そのため、日本のアニメに共感したり感動したりする人は少なくありません。
日本のアニメのなかでも、『ワンピース』や『NARUTO-ナルト-疾風伝』などは、特に海外で人気があります。誰からも愛されるキャラクターの存在や独特な世界観が、日本のアニメが人気の理由でしょう。バラエティーに富んだ日本のアニメから、ぜひ好きな作品を探してみてください。

ライター

WeXpats
生活・仕事・留学に関するお役立ち情報から、日本のディープな魅力を紹介するコラムまで、バラエティ豊かな記事をお届けします。

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