ドラマは日本語の勉強に役立つ!学習方法やおすすめの作品を紹介

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2024/07/02

独学で日本語を勉強したい方や楽しく学びたい方には、ドラマやアニメ、漫画などを使った学習方法がおすすめです。学校や仕事をテーマにしたドラマは日常会話が多く、実用的な日本語を学べます。ドラマのジャンルによって難易度が異なるので、習熟度に合わせた勉強も可能です。
おすすめの作品や、勉強に役立つドラマ配信サービス、動画で日本語を勉強できるWebサイトなどを紹介するので、日本語学習中の方はぜひチェックしてみましょう。

目次

  1. ドラマは日本語の勉強に役立つ
  2. 日本語勉強用のドラマの選び方
  3. 日本語の勉強におすすめのドラマ【初級レベル】
  4. 日本語の勉強におすすめのドラマ【中級レベル】
  5. 日本語の勉強におすすめのドラマ【上級レベル】
  6. 日本語の勉強に役立つドラマ配信サービス
  7. 動画で日本語を勉強できるWebサイト
  8. まとめ

ドラマは日本語の勉強に役立つ

ドラマは実際に話しているときの口の動きや発音が分かりやすく、日本語の勉強に役立ちます。また、一つの作品に幅広いシーンが含まれているため、ドラマを1本見るだけで軽い雑談や職場でのビジネス会話、気になる人をデートに誘う方法などを学べるのが魅力です。

ドラマは1話完結型の作品も多く、基本的に1時間以内で見終えられるので、通学・通勤中や就寝前などのスキマ時間を使った日本語学習に適しています。

ドラマを使った日本語の学習方法

ドラマを使って日本語を勉強するときは、ストーリーや会話の流れ、登場人物の心情が理解できるようになるまで繰り返し見るのがおすすめです。

日本のテレビドラマは10話以上ある場合がほとんど。全部見るのは大変でも、何話か見るだけで日本語学習の効果は十分得られます。まずは日本語字幕があるドラマから見始めると、日本語学習のハードルが下がるでしょう。

ドラマのなかで分からない言葉や表現があったら、一時停止してメモを取り、意味を調べてから続きを見ると日本語への理解が深まります。慣れてきたら、実際にドラマのセリフを言ったり字幕なしで作品を見たりしてみましょう。

以下では、ドラマを使って日本語を勉強する際の順番とポイントを紹介します。

  1. まず、母国語の字幕付きでドラマを観て日本語を耳に慣れさせ、リスニング力を鍛える練習をする
  2. 登場人物がセリフを言ったあとに映像を一時停止し、自分でも同じ言葉を口に出して言ってみる
  3. 知らない単語が出てくる度に調べて、語彙を増やす
  4. ドラマの登場人物の声に合わせてセリフを言う練習をする
  5. 字幕を消して日本語のセリフだけでドラマを観る

日本語の勉強は無料で行える!おすすめの学習方法を6つ紹介」では、日本語学校に通わなくても無料で勉強できる方法を紹介しています。発音や会話表現、読み書きなど学びたい方法に合った学習方法を押さえましょう。

日本語勉強用のドラマの選び方

日本語学習のためにドラマを見るときは、習熟度に合わせて作品を変えましょう。ただし、初めて日本のドラマを見る方は、モチベーションを上げるために気になるジャンルの中から視聴作品を決めるのも一つの方法です。最初に見る作品が今後の日本語学習を左右する可能性もあるので、以下で選び方のポイントを紹介します。

日本の学校や職場が舞台のドラマを選ぶ

日本語の勉強に利用するドラマは、現代を舞台にした作品がおすすめです。日本語は時代とともに変化しているため、あまりに時代設定が昔の作品だと、現代では使われない言葉遣いや表現が出てくる場合があります。

特に学園生活や仕事を題材にしたドラマは、実際のコミュニケーションでも使えるセリフが多く、日本語の勉強に役立ちます。人気作品が多いジャンルなので、コミュニケーションのきっかけ作りにもなります。

興味のあるジャンルの中から選ぶ

楽しく日本語を勉強したいなら、興味のあるジャンルの中から視聴するドラマを選びましょう。コメディや恋愛、サスペンス、ドキュメンタリーなどドラマにはさまざまなジャンルがあります。ジャンルごとに数多くのドラマがあるので、作品選びに困ることはありません。

専門用語や特殊な言葉遣いが多いドラマを避ける

日本語の勉強を始めたばかりの人は、専門用語や古い日本語、方言が多いドラマは避けるのが無難です。特定の知識がないと理解できない言葉や日常的に使わない表現に触れると、かえって日本語学習の妨げになることも。医療・法律関係のドラマや日本の地方を題材にした作品は、日本語の基礎ができてから見てみましょう。

自分の日本語レベルに適したドラマから見始める

ドラマを使った日本語学習で最も大事なのが、理解度に合わせた作品を見ることです。一般的な表現が多いドラマは日本語を学び始めたばかりの人にも理解しやすく、勉強に適した難易度といえます。しかし、ある程度日本語の読み書きや会話ができる人には、教材として適さないことも。やや難解な表現や場面によって意味が異なる日本語のセリフがあるドラマのほうが、勉強に適しているでしょう。ネイティブ並みに日本語が話せるようになりたい方は、複雑な表現が多いヒューマンドラマがおすすめです。

日本語の勉強におすすめのドラマ【初級レベル】

日本語の勉強を始めたばかりの方には、学校が舞台で敬語のセリフが少ないドラマや、ストーリーが分かりやすいコメディ作品がおすすめです。ストーリーがゆっくり進む恋愛作品も良いでしょう。
興味のあるドラマを観て、日本語のイントネーションや自然な速さの会話に耳を慣らしましょう。初めて日本語を勉強する人や、特定の言葉のみ理解できるレベルの人には、以下のドラマがおすすめです。

1.日本人の知らない日本語

『日本人の知らない日本語』は、日本語教師の「ハルコ」が海外から日本語を学ぶためにやってきた生徒に授業を行うドラマです。日本語学習者の多くがぶつかる課題や疑問がテーマとなっているため、共感できる場面も多いでしょう。また、題材が「日本語学習」ということもあり、見ているだけで勉強になります。日本語の覚え方も解説されているので、日本語を勉強するのにぴったりのドラマです。

2.花より男子

『花より男子(はなよりだんご)』は、裕福な生徒ばかりの高校に入学した一般家庭の女の子が主人公の恋愛ドラマです。題名は、日本のことわざである「花より団子」をもじっています。日本の高校生活を描いた物語なので、難しい表現はあまり出てきません。

漫画が原作のドラマである花より男子は海外でも人気が高く、台湾や韓国、タイでも実写化されました。海外版を見たことがあれば、ストーリーを理解しやすく日本語の勉強もはかどるでしょう。

3.逃げるは恥だが役に立つ

『逃げるは恥だが役に立つ』は、契約結婚をした男女が主人公のドラマです。始めは偽りの結婚生活だったものの、徐々にお互いが恋愛感情を抱いていく様子が描かれています。このドラマは、メインキャラクターを演じる「星野源(ほしのげん)」が歌う主題歌『恋』とともに大ヒットしました。登場人物は丁寧な言葉で話すシーンが多く、敬語の勉強にも役立ちます。

4.silent

『silent』は2022年に日本で放送され、ブームを巻き起こした恋愛ドラマです。主人公「青羽紬(あおばつむぎ)」は、高校卒業後に一方的に別れを告げてきた元恋人「佐倉想(さくらそう)」を偶然見かけます。想を追いかけて話しかけた紬は、彼が病気で聴力を失ったという事実を知り、戸惑いながらも再び関わりを持つようになるのです。
紬と想のそれぞれの現在の恋人や手話教室の教師など、さまざまな人物の想いが織りなす温かいストーリーが人気を呼びました。

ストーリー展開も会話のスピードもゆっくりしており、日本語の勉強におすすめのドラマです。短いセリフが多い点も、日本語の勉強をするうえでのメリットでしょう。

5.孤独のグルメ

2012年から放送されている『孤独のグルメ』は、主人公「井之頭五郎(いのがしらごろう)」が外食する様子を淡々と描いたドラマです。
主人公は、食事を楽しみながらゆっくりと味の感想を述べるので、日本語の勉強を始めたばかりの方でも聞き取りやすいでしょう。何より、登場する料理がとても魅力的なので、日本の食に興味がある方におすすめしたいドラマです。
なお、ドラマに登場する飲食店は実在しているため、実際に訪れることもできます。

日本語の勉強におすすめのドラマ【中級レベル】

ある程度日本語を理解できるようになってきたら、ファンタジー要素が含まれていたり難しい表現が使われたりしているドラマにも挑戦してみましょう。ビジネスシーンや簡単な敬語のセリフがあるドラマもおすすめです。

段々と聞き取れるセリフを増やして、日本語字幕がなくても3割〜5割ほど理解できるのを目標にしましょう。

1.勇者ヨシヒコ

『勇者ヨシヒコ』はエピソード3まである長編のコメディドラマです。RPGをテーマにした作品でファンタジー要素が強く、シュールなストーリーが展開されるため、楽しみながら日本語を勉強できるでしょう。勇者ヨシヒコシリーズの作品は独特な表現やオリジナルの言葉が多く、日本語に不慣れだと意味を理解するのに苦労することも。そのため、ある程度日本語の基礎を固めてから視聴することをおすすめします。

2.のだめカンタービレ

2006年に放送された『のだめカンタービレ』は、主人公「のだめ」こと「野田恵(のだめぐみ)」と先輩「千秋真一(ちあきしんいち)」の音楽大学での生活を中心としたドラマです。オーケストラでの演奏を面白く描いたストーリーがヒットし、日本ではクラシックブームが起こりました。
専門用語が多いものの、会話表現自体は難しくありません。クラシックの名曲を楽しみながら日本語を勉強できるので、音楽が好きな方におすすめです。

のだめと千秋の恋愛も描かれているので、ラブストーリーが好きな方も楽しく日本語の勉強ができるでしょう。

3.東京タラレバ娘

『東京タラレバ娘』は2017年に放送された作品で、コメディタッチで恋愛を描いたドラマです。
主人公「鎌田倫子(かまたりんこ)」は仕事も恋愛も思うように行かず、親友の「香(かおり)」「小雪(こゆき)」と現実とは異なる理想の話ばかりしています。「〜だったら」「~であれば」とよく言っている3人に、青年が突然「このタラレバ女!」と言い放つのです。
3人がよく集まる飲み屋「呑んべえ」に青年も通うようになり、やがて倫子と仲良くなっていきます。

比較的簡単なセリフが多く日本語の勉強におすすめのドラマですが、会話のテンポが早く聞き取るのが難しい場面もあるでしょう。

4.義母と娘のブルース

2018年に放送された『義母と娘のブルース』は、主人公「亜希子(あきこ)」と義理の娘の10年間を描いた心温まるドラマです。
亜希子は闘病中で余命が短い「宮本良一(みやもとりょういち)」と出会い、結婚します。良一の娘である「みゆき」と仲良くなろうと奮闘する亜希子ですが、なかなか上手くいきません。やっと仲良くなったころに良一が亡くなってしまい、2人だけの生活が始まります。

子どものセリフが多く会話のテンポがゆっくりしており、日本語の勉強におすすめのドラマです。ビジネスシーンもあるため、少し敬語を勉強したい方向けの作品といえるでしょう。

5.ハケンの品格

『ハケンの品格』は、数多くの資格やスキルを持つ派遣社員「大前春子(おおまえはるこ)」が会社のトラブルを解決していくドラマです。大前春子の口癖「~~ですが、それが何か?」は、「何か反論はありますか?」という意味で使われます。会社が舞台のドラマなので、ビジネスで使われる会話表現を勉強できるでしょう。

仕事関係のドラマに出てくるビジネス用語は、実生活にも役立ちます。よく使われるビジネス用語は「日本語のビジネス用語を紹介!今さら聞けない言葉の意味も解説」で紹介しているので、ぜひご覧ください。

日本語の勉強におすすめのドラマ【上級レベル】

日常生活レベルの日本語が理解できる方には、ビジネスシーンのあるドラマやミステリー作品がおすすめです。日本の歴史に興味がある方は、時代劇で日本語の勉強をしても良いでしょう。これらのドラマは、敬語や古い言葉が使われているセリフがあったりストーリーが複雑だったりするため、高い日本語能力が求められます。

聞き取りに自信がある方には、日本語字幕なしでいきなりドラマを観るのもおすすめです。より登場人物のセリフに注意して耳を傾けるため、リスニングの勉強になります。日本語の細かいニュアンスや敬語の使い分け方もチェックしてみましょう。

1.半沢直樹

『半沢直樹』は、主人公の「半沢直樹」が勤め先の銀行や企業で数々の不正を暴いていくドラマです。正義感の強い半沢直樹の放つ「やられたらやり返す、倍返しだ!」というセリフは、日本で大流行しました。ストーリーは法律や経営に関する内容が多く複雑ですが、ビジネスシーンで使われる会話表現を勉強できます。

2.トリック(TRICK)

『トリック(TRICK)』シリーズは、超常現象や謎解きが題材のミステリーです。自称天才マジシャンと物理学者のコンビが、超常現象にまつわる事件を解決していきます。主人公の「山田奈緒子(やまだなおこ)」が、犯人に向かって放つ「お前のやったことは全てお見通しだ!」というセリフが有名です。内容は時事ネタやパロディが散りばめられており、少し個性的な雰囲気があります。

独特なテンポやセリフ回しがクセになる方も多く、初回放送から20年以上経っても根強いファンがいるドラマです。視聴しておけば、ドラマ好きな人との会話のきっかけにもなるでしょう。

3.JINー仁ー

『JINー仁ー』は、医師の「南方仁(みなかたじん)」が江戸時代末期にタイムスリップし、現代医学の知識を用いて人々の病気を治していく物語です。江戸時代が舞台のドラマですが、主人公は現代の言葉を用いるので日本語の勉強に利用できます。「坂本龍馬(さかもとりょうま)」や「沖田総司(おきたそうじ)」など、実在した人物も登場するので、日本史を学ぶのにも役立つでしょう。

4.下町ロケット

2011年に放送された『下町ロケット』は、日本の中小企業が舞台のドラマです。
自社製エンジンを搭載したロケットの打ち上げを目指し、社長「佃航平(つくもこうへい)」や社員の奮闘する日々が描かれています。

特許や裁判などの難しい話題が題材ではあるものの、日本のものづくりに興味のある方や製造業で働く方にはおすすめのドラマです。

日本語の勉強に役立つドラマ配信サービス

スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどでドラマを見れる配信サービスを契約すれば、どこでも日本語の勉強ができます。サブスクリプション方式を採用しているサービスが多く、1ヶ月単位での契約も可能です。無料のお試し期間を設けている場合もあるので、自分に合うドラマ配信サービスを探してみましょう。

Amazon Prime Video

Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)」は、「Amazon」が運営する定額制のビデオ配信・レンタルサービスです。料金は日本の場合月額600円もしくは年額5,900円で、初めての利用の場合は30日間無料でドラマや映画、アニメなどを視聴できます。一定期間ごとにラインナップの更新も行われるため、ドラマ以外の映像作品でも日本語を勉強したい方におすすめの配信サービスです。

U-NEXT

「U-NEXT(ユーネクスト)」はドラマや映画、アニメといった映像作品はもちろん、電子書籍の閲覧も可能なサブスクリプションサービスです。月額2,189円で、32万本以上の映像作品と190誌以上の雑誌が見放題で利用できます。また、毎月1,200円分のポイントが付与され、追加料金の掛かる作品のレンタル・購入に利用可能。映像作品や電子書籍の閲覧を1つのサービスで完結させたい方におすすめです。

Netflix

「Netflix(ネットフリックス)」は、オリジナルコンテンツや独占配信映像が多い動画配信サービスです。Netflixには複数のプランがあり、広告つきプランは月額790円で利用できます。Netflixでしか配信していない作品が気になる方は契約を検討してみましょう。

Hulu

「Hulu(フールー)」は、月額1,026円で映画やドラマ、アニメ、バラエティ番組を見放題で楽しめる配信サービスです。Huluオリジナルの作品やニュース・スポーツのライブ配信も多いので、幅広いコンテンツが楽しめます。また、出演者名で検索もできるため、好きな俳優が出ている作品で日本語の勉強をしたい方におすすめです。

動画で日本語を勉強できるWebサイト

動画で日本語を勉強できるWebサイトも存在します。日本語学習者向けの内容なので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。

1.つながるひろがる にほんごでのくらし

つながるひろがる にほんごでのくらし」は文部科学省の日本語教育課が運営しているWebサイトです。日本在住の日本語初学者を対象にしており、18言語に対応しています。
場面ごとに動画で勉強でき、ローマ字付きのスクリプトや覚える語彙の表示が可能です。日本語だけでなく、税金の制度や住民登録の方法などについても学べます。生活場面で伝えたいことを表現する方法を知ったり、学んだ文法がどう使われているかを確認するのに良いでしょう。

2.エリンが挑戦!にほんごできます。

エリンが挑戦!にほんごできます。」は、国際交流基金日本語国際センターが制作・運営しているWebサイトで、日本語学習と文化理解を目的としています。2006年からNHKや世界のさまざまな国で放送された「エリンが挑戦!にほんごできます。」というテレビ番組を観ることが可能です。

コーナーや課からもコンテンツを選べます。課で学べるのは、日本語使用場面を動画や漫画、音声で確認できる「基本スキット」や、大切な表現の解説動画、場面にまつわる日本文化の紹介、クイズなどです。一つの場面の紹介だけで完結せず、大切な表現の使用例をさまざまな場面で紹介しているため、実生活に応用しやすいでしょう。文化も動画で学べるので、興味を持ちながら勉強を続けられます。

3.Learn Japanese

Learn Japanese」は、NHKの国際サービスである「NHKワールド JAPAN」の日本語学習番組を紹介しているWebサイトです。日常会話や旅行、仕事などさまざまなコンテンツがあり、レベルに合わせて学べます。

「Easy Japanese for Work しごとのにほんご」では、動画の表現の確認が可能です。丁寧に解説されており、相手に配慮した表現や文法の意味が説明されています。人との関係を意識した情報が多いため、実際の会話に活かしやすいでしょう。

「やさしい日本語 Easy Japanese Conversation lessons」では、ビデオに出てきた語彙の確認ができたり、文法の解説が読めたりするため、日本語初学者の人でも勉強しやすいといえます。

4.ひろがる もっといろんな日本と日本語

ひろがる もっといろんな日本と日本語」は、国際交流基金関西国際センターが制作・運営しているWebサイトです。さまざまなトピックの動画や記事から日本文化を学べます。

動画だけでなく、記事を使って勉強するのもおすすめ。記事には音声もついているため、リスニング教材としても使えます。ふりがなを付けるかどうか選べるので、漢字が苦手な人でも読解の練習ができるでしょう。記事の最後には、簡単な理解確認問題もついています。動画を観て日本文化への知識を得たあと、読解や聴解に記事を活用するのが良いでしょう。

コンテンツにはユーザーのコメントがついているので、ほかの学習者の文化についての理解や、興味のあるトピックへの投稿もできます。また、トピックに関してさまざまな日本人が話している動画もあるため、日本人の発話に触れる機会を増やせるのも特徴です。

5.まるごと+(まるごとプラス)

まるごと+(まるごとプラス)」は、国際交流基金オフィシャル日本語コースブックの『まるごと 日本のことばと文化』に沿って勉強できるWebサイトです。
動画で場面と会話を見るだけでなく、練習動画もあります。自分が話す部分は動画が止まる仕様になっているので、実際に会話しているような練習が可能です。文法の解説ページや生活に関する動画もあるので、日本語の知識や文化も併せて学んでいけるでしょう。

参照元
文部科学省「つながるひろがる にほんごでのくらし」
国際交流基金 日本語国際センター「エリンが挑戦!にほんごできます。コンテンツライブラリー」
NHKワールド JAPAN「Learn Japanese」
国際交流基金 関西国際センター「ひろがる もっといろんな日本と日本語」
国際交流基金 関西国際センター「まるごと+

まとめ

実際の会話で使われている表現を学べるドラマは、日本語学習に適した教材といえます。配信サービスを利用すれば、時間や場所を問わず日本語の勉強ができるのも魅力です。数多くのタイトルのなかから自分に合った作品を見つけて、日本語習得に役立てましょう。WeXpats Guideでは、JLPT対策や日常会話で使える日本語、簡単で楽しい勉強方法などを紹介しています。さまざまなコンテンツを日本語学習に活かしてみましょう。

ライター

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