アルバイトの面接で提出する履歴書には、証明写真を貼り付ける欄があります。証明写真は「どんな写真でも良い」と思うかもしれませんが、実はあなたの印象を決める重要な要素です。
そこで、当コラムでは証明写真を撮る時の服装や注意点をアドバイス!
アルバイト先に良い印象を与えるための写真の撮り方をお教えします。
目次
アルバイトの証明写真はどこで撮る?
アルバイト用の履歴書に貼る証明写真は、「証明写真ボックス」で撮りましょう。証明写真ボックスは駅やコンビニの外、商業施設の中に設置されており、誰でも使うことが可能です。最近はインターネットで設置場所が調べられるので、「自分が住んでいる地域の名称+証明写真ボックス」などのワードで検索してみましょう。
証明写真ボックスを使った時の代金は、写真6枚で800~1000円ほど。同じ写真機を使っても、「美肌モード」や「プレミアム仕上げ」といったコースを選ぶと値段が高くなります。
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アルバイトの証明写真を撮る時の服装
証明写真を撮る時は、どんな服装をして行けば良いのでしょうか?髪型や表情のアドバイスと合わせてご紹介します。
写真を撮る時の服装
正社員として就職するための証明写真であれば、服装はスーツとなります。しかし、アルバイト用に使うのであれば、普段着でも問題ありません。
より礼儀正しい印象を与えたいなら、Tシャツではなく襟つきのシャツを着たり、柄物ではない落ち着いたデザインの服を着たりするのが良いでしょう。
普段着で良いとはいっても、露出が多い服やシワ・汚れがある服、あまりにもデザインが奇抜な服は「常識がない」と思われるので避けてください。
証明写真やアルバイト面接の服装が知りたい方には、「外国人留学生に教える!アルバイト面接での正しい服装」のコラムも役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。
写真を撮る時の髪型
前髪が目にかかると表情が暗くなるので、目元が見える髪形に整えましょう。また、耳が見えている方が顔が明るく見えるので、写真を撮る時は耳を出す髪型がおすすめです。髪色に関しては、アルバイト先によっては、明るい過ぎるとマイナス印象になってしまいます。髪を染めている人は、求人に「髪色自由」といった記載があるか確認しましょう。「黒髪でないと駄目」という記載がなければ染めていても大丈夫なことが多いですが、お店の雰囲気を見て染めていない方が良いと感じるなら、染め直すのが安全です。
髪の長い女性は、髪をお団子やポニーテールでまとめると清潔感のある印象になります。髪を結ばない場合、長い髪の毛は背中の方に下ろして、胸元にかからないように気をつけてください。
写真を撮る時の表情
表情がないと気難しく見えるので、軽く微笑んで写りましょう。とはいえ証明写真は履歴書に貼る写真なので、思い切り笑うのではなく、歯を見せない範囲で口の端を上げます。
女性のメイクは濃すぎないナチュラルメイクが好印象です。男性はひげのそり残しがないか気をつけてください。
アルバイトの証明写真でやってはいけないこと
履歴書に貼る証明写真でやってはいけないことをまとめました。証明写真を貼り付ける前に、ぜひチェックしてください。
指定されたサイズを守らない
履歴書の証明写真欄には、あらかじめ枠が印刷されていることが大半です。枠より大幅に小さい写真・大きい写真を貼るのはやめましょう。
証明写真ボックスでは「履歴書用」の写真サイズが用意されているので、そちらを選択すればOKです。写真が大きすぎた時は、バランスを考えつつ上下をカットして調整します。
また、証明写真を貼る履歴書の書き方については、「アルバイト希望の外国人留学生向け、履歴書の書き方」や「修正OK?外国人留学生向けアルバイト用履歴書の作り方」でも、詳しく解説しています。
プリクラやスナップ写真を貼る
証明写真のサイズに整えられるからといって、プリクラやスナップ写真を貼るのはやめましょう。背景や表情から証明写真でないことが分かり、印象が悪くなります。
どうしても証明写真を撮るお金を節約したいのであれば、スマートフォンなどを使って自分で撮影を行い、証明写真サイズに印刷することをおすすめします。その際は背景に何もないことに気をつけましょう。印刷する時はコンビニのコピー機を使うと、写真のデータを証明写真のサイズで印刷できます。
古い写真を貼る
証明写真には本人確認を行う目的もあるので、髪型や顔立ちの印象が異なる昔の写真は避けるべき。目安としては、3ヶ月以内に撮った写真が良いでしょう。
アクセサリーは控えめなものにする
アルバイト用の証明写真はある程度カジュアルな服装で構いませんが、派手なアクセサリーをしていると不真面目な人と思われることがあります。特に接客の仕事ではお客様に与える印象が大切なので、個性的過ぎる格好は控えた方が良いでしょう。
帽子をかぶったまま撮影しない
帽子やサングラスを外すのは、証明写真の常識です。このルールが守れていないとそれだけで不採用になることもあるので、どんなにこだわりがあっても、写真に写る時は帽子類は外すようにしてください。
以上、証明写真を撮る方法と基本的なルールについてご紹介しました。清潔感があって爽やかな証明写真があれば、あなたの印象は良くなります。
証明写真からは人柄や礼儀正しい人物かどうかが伝わるので、きちんとした人だと思われるような写真を用意してください!