日本国内でアルバイト経験をしたいと考えている外国人留学生もいることでしょう。
アルバイトの求人に応募すると、電話やメールで面接に関する連絡を取ることになります。
メールで面接日時を指定された場合、その日に行ける人もいれば別の日時に変更したいという人もいるでしょう。
当コラムでは、それぞれのパターンの例文と注意点についてまとめました。
これからアルバイトの応募を検討している方は、ぜひご一読ください。
目次
アルバイト面接のメールに返信するときの注意点
興味のあるアルバイトの求人に応募すると、面接に関する詳細がメールで送られてきます。
採用担当者からのメールを受信したら、なるべく1日以内の返信を心がけましょう。
早めの返信は、面接の日程調整をスムーズに行うのはもちろん、採用担当者へ熱意を伝えられる場合があります。
万が一連絡が遅れてしまったら、「返信が遅くなりまして申し訳ありません」というように、お詫びを一言添えるとより丁寧な印象を与えられるでしょう。
ただし、早朝や深夜にメールを送るのは避けるようにします。
アルバイトに応募したら、見落としのないよう1日1回はメールをチェックするようにしましょう。
採用担当者も忙しいなか時間を取って連絡をしているので、相手側に配慮した連絡をすることが大切です。
相手側から面接日時と場所が指定されていたら、その日時と場所をメールの本文に記載。
受信した内容を繰り返すことで、情報が正確に伝わっていることを示します。
メールの基本的なマナーは、「アルバイトしたい外国人留学生必見!返信メールの書き方」のコラムでもチェックできます。
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メール返信の例文(指定された日に行ける場合)
面接に関する連絡はビジネスシーンのやり取りであるため、丁寧な文章にすることが大切です。
下記では、指定された日時に面接へ行ける場合の例文を用意したので、参考にしてみてください。
例文
株式会社○○○○
人事部 〇〇様
先日アルバイトに応募させていただきました△△と申します。
この度は面接日程のご連絡ありがとうございます。
面接日時ですが、ご指定いただきました〇〇月〇〇日 ○時に〇〇へ伺います。
当日はどうぞよろしくお願い致します。
△△ △△(名前)
TEL : 090-△△△△-△△△△
MAIL : aaaaa@ab.cd.ef
注意点
受信したメールに返信する場合は、件名を変更せずにそのまま送信します。
誰に宛てたメッセージなのかを明確にするため、上部には担当者の部署名と名前を記載。
担当者の名前が不明な場合は、採用担当者様と書きます。
文章は改行と段落分けを適宜行い、相手側が読みやすいように心がけましょう。
用件は簡潔にまとめ、長文にならないよう注意します。
本文の最後には、名前・電話番号・メールアドレスなどの情報を記載しましょう。
フリーメールを使う場合は、アドレスをビジネスシーンにふさわしいものにすることが大切です。
メール返信の例文(指定された日に行けない場合)
指定された日時での面接が難しい場合は、採用担当者に別の日程の都合を伺います。
上記のパターンと送るべき内容が異なるので注意しましょう。
例文
株式会社○○○○
人事部 〇〇様
先日アルバイトに応募させていただきました△△と申します。
この度は面接日程のご連絡ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、ご指定いただきました〇〇月〇〇日に別の用事があるため、他の日程への調整は可能でしょうか。
こちらの希望日時をいくつか送らせていただきます。
1:○月○日 ○○時~○○時
2:○月○日 ○○時以降
3:○月○日 ○○時以降
上記のいずれかの日程でご都合いかがでしょうか。
お忙しいところお手数おかけしますが、ご検討いただけますと幸いです。
△△ △△(名前)
TEL : 090-△△△△-△△△△
MAIL : aaaaa@ab.cd.ef
注意点
まずは指定された日時に伺えないことを本文でお詫びしましょう。
行けないことだけを伝えるのではなく、自分が確実に面接に行ける日時を2つ以上提案します。
具体的な日程を記載することで、互いのスケジュールを調整しやすくなるでしょう。
アルバイトに応募している間は、採用担当者とメールでやり取りする機会が増えます。
ビジネスシーンであることを踏まえ、正しいマナーを守ってメールを作成しましょう。
アルバイト面接のメールで避けたい行動
メールの対応次第では、面接前から採用担当者にマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。
下記のような行動はできる限り避けるようにしましょう。
面接連絡に返信しない
指定された日時に行ける場合でも行けない場合でも、面接日程の連絡が来たら必ず返信することが大切です。
返信をしない場合、「返信がなかったので面接には来ない」と判断される可能性があります。
トラブルを避けるためにも、面接の日程が確定したら短文でも良いので了承の旨を伝えましょう。
当日のキャンセルや日程変更
メールのチェックが遅れたり、他の予定が立て込んだりすると、連絡が遅れる場合もあります。
とはいえ、面接を指定された当日にキャンセルや日程変更の連絡を入れるのは避けましょう。
面接をキャンセルや日程変更したい場合は、なるべく早めに採用担当者へ連絡することが大事です。
やむを得ない事情で当日キャンセルになった場合は、電話で連絡を入れましょう。
面接を辞退する場合の対応は、「外国人留学生がアルバイトの面接を辞退する際のマナー」のコラムでも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
誤字脱字
メールの本文が出来上がったら、送信前に必ず文面をチェックします。
誤字脱字が多いと、仕事でもミスしやすいのではと思われてしまうケースも。
担当者の名前や返信先は間違っていないかなど、すみずみまで確認することが大切です。
相手にマイナス印象を与えないよう、誠実なメールのやり取りをして面接に挑みましょう。