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技能実習生を受け入れたい企業のなかには、「監理団体って何?」「選び方が分からない」と悩む担当者の方もいるでしょう。団体監理型で技能実習生を受け入れる際に、監理団体への加入が必要です。
このコラムでは、山形県にある監理団体を「一般監理団体」と「特定監理団体」に分けて紹介。監理団体名とともに住所や電話番号、受け入れられる国名も記載しているので、技能実習生を受け入れる際に参考にしてください。
目次
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技能実習制度における監理団体とは、技能実習生および受け入れ企業のサポートを行う非営利団体です。団体監理型で技能実習生を受け入れる際に加入します。監理団体には「特定監理団体」と「一般管理団体」の2種類があり、それぞれ特徴が異なるので以下を参考にしてください。
特定監理団体とは、技能実習1~3号のうち1号と2号のみを受け入れている監理団体です。ただし、建設業許可においては、一般監理団体よりも特定監理団体のほうが、扱う範囲が広くなっています。なお、技能実習1号とは1年目の技能実習生、2号は2~3年目の技能実習生のことです。
一般監理団体は特定監理団体よりも、技能実習生の受け入れに関する知識や経験が豊富な監理団体といえます。なぜなら、外国人技能実習機構によって優良だと認められた監理団体でなければ、一般監理団として活動できないからです。一般監理団体では、技能実習1号・2号の受け入れに加え、実習4~5年目の技能実習3号の監理も行っています。
技能実習制度における監理団体の役割は以下のとおりです。
監理団体は技能実習を実施する企業および技能実習生にとって、非常に重要な役割を担っています。
監理団体を選ぶときはまず扱っている職種や業務内容、受け入れを行っている国名を確認しましょう。次に、監理団体としての経験年数や、これまでの受け入れ人数などの実績を調査するのも大切です。「経験年数が長い=優良な監理団体」とは言い切れません。しかし、経験年数が長い監理団体は、技能実習生の受け入れに関するノウハウを持っていることが多いため、一つの目安として考えると良いでしょう。
ここでは、外国人技能実習機構の2021年9月のデータをもとに、山形県に所在地を置く一般監理事業の監理団体を一覧で紹介します。
参照元 OTIT 外国人技能実習機構 許可監理団体(一般)(令和3年9月17日現在)
ここでは、外国人技能実習機構の2021年9月のデータをもとに、山形県に所在地を置く特定監理事業の監理団体を一覧で紹介します。
参照元 OTIT 外国人技能実習機構 許可監理団体(特定)(令和3年9月17日現在)
団体監理型で技能実習生の受け入れを行うときに、監理団体選びはとても重要です。監理団体ごとに、扱っている職種や受け入れ可能な国籍、または技能実習に関する実績なども異なります。
技能実習を実施する山形県の企業は、このコラムを参考にして監理団体に加入し技能実習をスタートさせましょう。
監修:濵川恭一
外国人専門の人材ビジネス会社勤務を経て、外国人のビザ専門行政書士事務所を設立。専門分野は、就労ビザ申請、外国人採用コンサルティング。著書に、「これ1冊でまるわかり!必ず成功する外国人雇用」、「実務家のための100の実践事例でわかる入管手続き」等がある。 http://svisa.net