外国人留学生向け!アルバイト面接での自己紹介のやり方

WeXpats
2020/03/10

アルバイトの面接では、最初に自己紹介を求められることがあります。
「何を話せば良いかわからない」「何分くらい話せばいいの?」という疑問をお持ちの方は、ぜひコラムをご覧ください。

目次

  1. 自己紹介が求められる理由
  2. 自己紹介で伝える内容
  3. 自己紹介をする時に気をつけること
  4. 自己紹介の例文
  5. より魅力的な自己紹介にするために
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自己紹介が求められる理由

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面接の冒頭で求められる自己紹介には、「応募者の緊張をほぐしたい」「応募者のことを知りたい」という面接官の意図があります。
面接では緊張する人が多く、その人本来の良さや持ち味を発揮できないことが少なくありません。アルバイトを雇う側としては、「これから一緒に働く人のことをよく理解しておきたい」という気持ちがあるので、自己紹介や世間話を通して、応募者にリラックスしてもらいたいのでしょう。

また、面接官は自己紹介によって応募者の印象を記憶し、採用の判断に役立てていることも考えられます。履歴書を提出していたとしても、本人が直接自分のことを話す様子はより記憶に残るものです。特に応募者が複数人いる場合は、全ての面接を終えた後に、自己紹介の場面を振り返ることで、誰がどんな人だったかを思い出せます。

自己紹介で伝える内容

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自己紹介には、次のような内容を盛り込みましょう。

・氏名
・大学、学部
・出身国
・留学の理由
・趣味、特技
・学校での活動(勉強、部活動など)
・今まで経験したアルバイト
・日本で取得した資格

この中でも、氏名と大学、学部、出身国は必ず入れたい内容です。その他は全て入れる必要はないので、より自分の人柄や意欲、スキルを伝えられる項目にのみ触れましょう。
今までのアルバイト経験が応募先の仕事に活かせそうであれば、アルバイトについて話すと良いですし、日本語に自信がある人は、日本語関連の資格を持っていることを紹介しても良いでしょう。
「私は努力家です」といった自分の資質について伝える時は、それを裏付けるエピソードを盛り込む必要があります。面接官はあなたがどんな人かを知らないので、具体的な根拠を持たせることが重要です。

面接を控える外国人留学生は、「外国人留学生必見!アルバイト面接でよくある質問を紹介」のコラムを参考にして、面接の受け答えを用意しましょう。

自己紹介をする時に気をつけること

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自己紹介をする時は、次のような点に気をつけましょう。

話を長くしすぎない

自己紹介は1分以内で話すのが目安です。あまり長い自己紹介は聞き手が飽きてしまうので、話しすぎないように注意が必要。
面接前に自己紹介を考えておき、声に出した時に1分以内に収まる内容になっているか確認するのが良いでしょう。

基本情報を入れ忘れない

面接は緊張するので、「○○大学○○学部に通っています。出身はベトナムです」のように、氏名を言い忘れることも考えられます。
どんなに緊張しても、「大学・学部名と氏名、出身国」は必ず入れると覚えておきましょう。

最後に挨拶をする

自己紹介が終わったら、最後に「本日はよろしくお願いします」という挨拶を入れると丁寧な印象になります。

面接の流れについて詳しく知りたい方には「外国人留学生必見!アルバイト面接の流れやよくある質問を紹介」のコラムもおすすめです。

自己紹介の例文

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ここでは、自己紹介の例文をご紹介します。例文を参考にして、あなた自身の自己紹介を考えてみてください。

・ベトナムからきました、○○大学○○学部の○○(氏名)です。私は母国でレストランで働いていた経験があり、お客さんとコミュニケーションをとることが得意です。本日はよろしくお願いします。

・○○大学○○学部の○○(氏名)です。私の出身国はベトナムですが、村上春樹の小説を読んで日本に興味を持ち、日本語を学ぶために留学しました。今は大学で日本語と日本の近代文学を学んでいます。今日はよろしくお願いいたします。

・私は○○大学○○学部の○○(氏名)です。ベトナムから留学のためにやってきました。私はどんな時でも諦めずに努力できる性格です。両親には日本への留学は経済的に難しいと言われましたが、成績優秀者向けの奨学金をいただき、日本で勉強する夢が叶いました。アルバイトも一生懸命頑張りたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。

・私は○○大学○○学部の○○(氏名)です。1年前にベトナムから日本に留学してきました。私はベトナムの日本語学校で日本語を学んだこともあり、日本語能力試験の一番難しいレベルであるN1を取得しています。ですので、アルバイトでも言葉の面は問題がないと思います。本日はよろしくお願いたいたします。

より魅力的な自己紹介にするために

より魅力的な自己紹介にするためにの画像

自己紹介に盛り込む内容は分かったと思いますが、最後により質の高い自己紹介にするためのアドバイスをお伝えします。

相手が聞き取りやすいように話す

緊張すると声が小さくなったり、早口になる人がいますが、どちらも相手にとっては聞き取りにくくなってしまいます。相手が聞き取りやすい声の大きさとスピードを意識しましょう。

事前に練習する

事前に何度か練習すると、本番で緊張しにくくなります。日本語に自信がなければ友達に聞いてもらい、おかしな部分がないか教えてもらうのがおすすめです。

面接官の目を見て話す

自己紹介は完璧でも、うつむいて話すと良い印象になりません。面接中は適度なアイコンタクトを心がけてください。

正直に話す

「採用されたい!」と思うあまり、取得していない資格を持っているように言ったり、嘘の学歴や経験を話したりしてはいけません。嘘をつくと詳しく聞かれた時に答えることができませんし、採用されても、いつ嘘がばれるかと心配し続けることになります。
面接で自分をアピールすることは大切ですが、実際以上に自分を良く見せないことも大切です。

自己紹介に盛り込む内容と注意点をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
自己紹介は、「面接前に緊張をほぐす」という目的が大きいので、あまり難しく考えずに自分について知って欲しい情報を伝えましょう。
日本語に自信がなくても、アルバイトの面接は明るくはきはきと話せば大丈夫。面接官と目があったら軽く微笑むことで、良い印象を与えられます。

外国人留学生向け!必ず押さえておきたいアルバイト面接のマナーとは?」では、面接官に好印象を与える方法ついても解説しているので、ぜひご一読ください。

ライター

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生活・仕事・留学に関するお役立ち情報から、日本のディープな魅力を紹介するコラムまで、バラエティ豊かな記事をお届けします。

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