2022年卒の留学生が日本で就職先を探す方法を解説

WeXpats
2021/05/14



日本で就職しようと思ってもいつから就職活動を始めるのか、また、どうやって就職先を探したら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、2022年卒の就活開始時期と留学生が日本で就職先を探す方法をご紹介。就職先を探す前の準備や、後悔しない就職先を決めるためのチェックポイントについてもまとめています。日本で就職活動を成功させるために、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 新卒が就職先を探す方法
  2. 就職先を探す前の準備
  3. 後悔しない就職先の決め方とポイント
  4. まとめ
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新卒が就職先を探す方法

新卒が就職先を探す方法の画像

新卒が就職先を探すには、大学のキャリアセンターの活用や就活イベントに行くといった方法があります。また、就職サイトや就職エージェントを利用することで多くの求人を確認できるでしょう。

2022年卒の就職情報解禁は2021年3月で、面接解禁は6月からです。就職活動のスタートが遅れないように、就職先を探す方法は事前にチェックしておきましょう。

大学のキャリアセンター

キャリアセンターとは、大学にある就職サポートの専門部署です。大学によっては、「就職課」とも呼ばれています。大学在学中に利用が可能です。

キャリアセンターでは、大学に縁のある企業や求人サイトには載っていない地元の企業の求人を取り扱っている場合があります。優良企業に出会える可能性があるので、積極的に利用してみると良いでしょう。

就活イベント

さらに、企業説明会やインターンシップに参加して就職先を探すのもおすすめです。

企業説明会には、1社が単独で行う説明会と、数社が一堂に集まって開催される合同説明会があります。合同説明会では数多くの企業を1日で見れるので、気になる企業を比較することも可能です。

なお、日本と海外のインターンシップの内容は少し異なります。海外では、3ヶ月ほどかけて実際の業務を行うインターンシップが一般的です。しかし、日本では1日や1週間といった短期間のインターンシップもあり、開催されるれる期間によって、プログラムが異なります。

就職サイト

就職サイトでは数多くの求人を取り扱っています。求人サイトから選考情報の確認やエントリーも可能です。自分の希望や条件に合った企業を探しやすいため、会員登録して活用しましょう。

なお、中途採用者用の就職サイトではなく、新卒用の就職サイトをチェックしましょう。新卒用の就職サイトは、基本的に就職情報解禁と同時にオープンします。また、就職サイトによっては留学生向けの求人を多く取り扱っているところもあるのでチェックしておきましょう。

新卒向けの就職エージェント

就職エージェントでは、求人を探しながら就職相談ができます。自己分析や応募書類の添削、面接対策など幅広くサポートしているので、積極的に活用しましょう。就職エージェントでは自分の適性や希望に合った求人を紹介してもらえるだけでなく、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人に出会える場合も。就職先の選択が広がる機会が多いのがメリットといえるでしょう。

なお、就職エージェントによって新卒向けやフリーター向け、社会人向けなど対象者が異なります。

外国人留学生に人気の就職先が気になる方には、「外国人留学生に人気がある企業の種類とは?日本で就職する方法も解説!」のコラムもおすすめです。

就職先を探す前の準備

就職先を探す前の準備の画像

 

就職先を探す前には自己分析や業界・企業研究をするなど、しっかりと準備を行いましょう。また、将来のキャリアプランを考えるのも大切です。ここでは、就職先を探す前の準備について紹介します。

自己分析をしっかりと行う

自己分析は、自分の適性や強みを知るための作業です。自分の適性を理解することで業種や企業を絞れ、強みを知ることで自分自身を効果的にアピールできます。

自己分析をする際は勉強・部活動・アルバイトなどを中心に、今までの人生において努力したことや苦労したことを具体的に振り返りましょう。過去を振り返ることで、自分の強みや改善点、目指したい自分の姿、やりたい仕事が見えてきます。

業界・企業研究をする

業界研究では志望する業界の特徴や安定性、今後の動向を調べます。企業研究は、入社後のミスマッチを防ぐため、志望する企業が自分のやりたいことや価値観に合うかを見極める作業です。

業界研究で幅広い情報を収集して視野を広げてから、企業研究を行いましょう。企業研究を先にすると、就職先の選択肢が狭まってしまう恐れがあります。

将来のキャリアプランを考える

キャリアプランとは、働きたい企業や希望職種における、将来の目標を立てることです。

キャリアプランを考えるときは、まず10年後の未来をイメージしましょう。そして、10年後から5年後、3年後、1年後というように逆算してイメージしていきます。イメージする際は、理想像に近づくために何が必要で何が不足しているかを考えるのが大切です。

キャリアプランについては、「10年後はどうなっていたいですか?」というような聞き方を面接内でされる場合があるので、志望する企業に合った回答を用意しておきましょう。

就職活動の流れは「日本で就職したい外国人必見!就職活動の流れや必要な手続きを解説」や「留学生必見!2022年卒の就活スケジュールと進め方を解説」でもチェックできます。ぜひ参考にしてみてください。

後悔しない就職先の決め方とポイント

後悔しない就職先の決め方とポイントの画像

就職して「想像と違った」「別の会社に入れば良かった」と後悔しないために、就職を希望する会社の事業内容や業務内容、職場環境はしっかりと確認しておきましょう。ここでは、後悔しない就職先の決め方とポイントについて解説します。

自分のやりたいことができるか

就職先を決めるときは、「自分の好きなことか」「得意なことを活かせるか」「チャレンジしたいことができるか」を考えると良いでしょう。自身が嫌いなことや苦手なことだったり、やりたいことができなかったりする仕事だと後悔してしまう可能性があります。将来についてまだ漠然としていて、やりたいことやチャレンジしたいことが見いだせない人は、周りの声に耳を傾けてみましょう。家族や友人などは、自分以上にあなたの長所や適性を見抜いている場合があります。

福利厚生や評価制度が整っているか

仕事内容以外では、福利厚生や評価制度といった働く環境にも注視しましょう。ただし、求人票に記載されている福利厚生や評価制度だけで判断するのは避けた方が良いです。休暇制度が充実していると求人票に記載されていても、いざ入社してみると忙しくて休みが満足に取れないこともあります。そのため、企業説明会やインターンシップ参加時には「繁忙期はいつか」「有給消化率はどれくらいか」「どのような評価制度をとっているか」など、福利厚生や評価制度について詳しく聞いておくと良いでしょう。

大企業だけに絞らない

就職先は、大企業であれば良いというわけではありません。大企業が理想の職場であるとは限らないからです。たとえば、若いうちに多くの経験を積みたいと思っていても、大企業では役職や役割が細分化されているので、短期間でさまざまなポジションに就いたり、多様な業務を行ったりするのは難しい可能性があります。そのため、会社の大きさだけで判断するのではなく、自分の希望する働き方や適性を考えて就職先を選ぶようにしましょう。

まとめ

まとめの画像

ここまで、就職先の探し方や決め方をご紹介しました。

留学生の方の中には、日本での就職先の探し方に戸惑う方も多いでしょう。今回の記事を参考にして、後悔しない就職先を探してみてください。

ライター

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生活・仕事・留学に関するお役立ち情報から、日本のディープな魅力を紹介するコラムまで、バラエティ豊かな記事をお届けします。

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