WEB面接とは?カンペはNG?外国人留学生に向けて注意点を解説

WeXpats
2021/07/09

近年、面接の手段として、WEB面接を取り入れる企業が増加しています。WEB面接は対面面接と比べて日本語が聞き取りづらく、コミュニケーションに苦労する外国人留学生が多いようです。このコラムでは、WEB面接の対策や注意点を紹介しています。また、WEB面接を受ける際の身だしなみのマナーも解説。参考にして、面接選考を通過しましょう!

目次

  1. WEB面接とは
  2. WEB面接ではカンペを使っても良い?
  3. WEB面接の事前準備
  4. WEB面接時の服装のマナーは?
  5. WEB面接の注意点を解説!
  6. まとめ
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WEB面接とは

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WEB面接とは、ビデオ通話方式で行う面接のことです。この項目では、WEB面接とは具体的にどのようなものなのかを説明します。

近年増えている面接の手法

WEB面接は今まで、遠方に住んでいて、面接会場まで訪問できない人の面接を行うために、企業が導入していた手法です。しかし、2020年に新型コロナウイルスが流行したことにより、対面での面接を行わず、WEB面接で選考をする企業が急激に増加しました。経費削減や時間の短縮に繋がることから、今後も継続して利用する企業も多いといわれています。

外国人留学生はミスコミュニケーションに注意

WEB面接は、面接ツールを使い、テレビ電話方式で行います。外国人留学生の場合は、対面ではない分、日本語のニュアンスや間合いが分かりづらかったり、言葉が聞き取りづらかったりすることもあるようです。そのため、コミュニケーションの難易度が上がります。落ち着いてリスニングし、理解が出来なかったら聞き直すなどして、コミュニケーションの行き違いが起きないようにしましょう。

WEB面接ではカンペを使っても良い?

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WEB面接でカンペを利用するのは、極力避けるべきです。その理由について説明します。

極力使わないのが望ましい

カンペや資料は、極力使わない方が良いでしょう。なぜなら、面接官には、何かを読んでいるとすぐに分かってしまうからです。また、カメラから目線が外れるのも印象が良くありません。カンペを利用して面接をしていることが分かると、印象が悪くなり、合否に関わってきます。なるべく、自分の言葉で話せるよう、繰り返し面接練習をして慣れておくことが必要です。

どうしても必要な場合は小さなメモに留める

どうしてもカンペが必要な場合は、取り入れ方に工夫が必要です。カメラのすぐ横に小さいメモを貼り、目線が外れないようにするなどの方法があります。しかし、どんなに対策をしても、気付かれてしまう可能性はあるので、極力カンペの使用は控えるべきでしょう。

WEB面接の事前準備

WEB面接の事前準備の画像

WEB面接と対面面接の違いは、事前に応募者自らが、面接の環境を整えなければならない点にあります。具体的にどのような準備をすべきなのかを説明しますので、参考にしてください。

静かな場所を確保する

まずは、面接に相応しい静かな場所を確保します。本来は自宅が望ましいですが、通信環境や同居している人が居て難しい場合は、ほかの静かな場所を探しましょう。大学の空き教室やレンタルスペースがおすすめです。カフェや公共の場所は、ほかの人の話し声などでスムーズに面接が進まない可能性があるため、極力避けましょう。なお、企業から自宅でWEB面接を行うよう指示があった場合は、自宅で行いましょう。

アプリをダウンロードする

WEB面接を行う前に、面接で使用するツールのアプリやソフトをダウンロードしておきます。どのツールを導入しているかは企業によって異なりますので、事前に確認をしておきましょう。SkypeやZoomを使用する企業が多いようです。ダウンロード後、IDやパスワードを設定しなくてはならない場合がほとんどなので、事前に設定しておくと、直前に慌てずに済みます。

アプリをダウンロードしたあとに、正常に作動するか、テストを行うことも必要です。また、WEB面接を行う場所の通信速度が適したものであるのか、チェックツールを使用して確認しておきましょう。

マイクやイヤホンの設定をする

マイクやイヤホンの設定も事前にしておきましょう。マイク音量は、大きすぎても、小さすぎても聞き取りづらくなります。イヤホンの使用は、音声が聞き取りやすくなるため、承認されている場合が多いようです。念のため、面接官に使用の許可を得てから付けるようにします。外国人留学生は、繰り返しマイクやスピーカーのテストをして、少しでも日本語が聞き取りやすくなるように設定しておくと安心です。

背景に映り込みのないように注意

自宅でWEB面接をする場合は、背景にも注意です。部屋が散らかっていると、面接官は良い印象は持ちません。

背景を好きなものに設定できる「バーチャル背景」もWEB面接では避けるべきです。面接には適さない背景画像が多く、そのような細工を良く思わない面接官がいる可能性もあります。壁やカーテンなど、極力シンプルな背景になるよう工夫が必要です。

WEB面接時の服装のマナーは?

WEB面接時の服装のマナーは?の画像

日本の就職活動では、服装や身だしなみも重要な判断要素の一つと考えられています。WEB面接に相応しい服装について解説します。

リクルートスーツを着る

特に服装の指定がなければ、対面面接と同じく、リクルートスーツを着用しましょう。リクルートスーツは日本独自の習慣で、日本の企業の面接では必要不可欠なものです。何を買ったら良いか分からなければ、スーツ専門店に行き、販売員の方に相談すれば相応しいものを選んでくれます。なお、胸上しか見えないからといって、上半身だけスーツを着て、下半身は部屋着のままWEB面接を行うのは絶対に避けましょう。何かの拍子で見えてしまうかもしれません。対面面接と同じ服装でWEB面接に臨みましょう。

髪は清潔感がでるよう整える

WEB面接は、胸上がズームアップされるため、ヘアスタイルの印象がとても重要になります。寝ぐせや乱れがないよう、事前に整えておきましょう。女性の場合は、顔にかかる毛はピンで留めたり、長い場合は結んだりして、清潔感が出るようにまとめておきます。

ナチュラルメイクを心がける

女性の場合は、ナチュラルメイクでWEB面接をしましょう。日本での就職活動において、メイクは身だしなみの一種とされています。メイクを全くしないのも、逆に濃すぎるのも良くありません。WEB面接の場合は、照明や画面の明るさの影響で、顔色が悪く見えてしまいがちです。血色が良く見えるメイクを心がけましょう。

面接時の服装についてお困りの外国人留学生は、「留学生必見!就職面接での服装マナーを解説」のコラムもチェックしてみてください。

WEB面接の注意点を解説!

WEB面接の注意点を解説!の画像

WEB面接は、対面面接とは違った注意点があります。具体的にどのような点を気をつければ良いかをまとめました。

聞き取りやすい声で話す

WEB面接では、面接官が聞き取りやすい声量や発音を心がけるべきです。特に、外国人留学生の場合は、母国語ではない日本語でWEB面接を行うため、いつもより発言が伝わりづらくなる可能性があります。対面での面接以上に、コミュニケーションに気を配りましょう。

カメラを見ることを意識する

WEB面接時はカメラをしっかり見ることを意識しましょう。どうしても、面接官の顔が表示されている画面を見てしまいがちですが、そうすると面接官と目線が合わず、印象が良くありません。カメラを面接官の目だと思い、目線をそらさないようにします。

音の出るものは通知を切っておく

WEB面接中に通知音がならないよう、設定をしておくのも忘れてはいけません。対面面接中はスマートフォンの電源を切るのがマナーですが、WEB面接中も同じです。面接で使用しているパソコンやスマホの通知設定は切っておきましょう。

スマホを使用する場合は固定する

WEB面接でスマホを使う場合は画面が揺れないように固定します。スマートフォンを手に持ったままWEB面接をするのは、画面が揺れて見づらいため避けましょう。また、固定するときは、置く場所にも気を配ります。目線より下の位置に置いてしまうと、面接官を見下す形になってしまい印象が良くありません。棚や本などを置いて高さを調節し、目線の高さにスマホを置くようにします。

通信が切れても慌てない

インターネット回線の不具合により、WEB面接の途中で通信が切れてしまった際は、冷静に対処しましょう。事前に、WEB面接を受ける企業の電話番号やメールアドレスを控えておくと安心です。通信が切れてしまったら、すぐに電話などの手段で企業に連絡し、指示を仰ぎましょう。トラブルもしっかり対処すれば、好印象に変えられます。

外国人必見!マナーを知って日本での転職を成功させよう!」のコラムの中では、Web面接での注意事項もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

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WEB面接は、面接内容だけではなく、環境作りにも細かく気を配る必要があります。その分、準備や対策をしっかり行えば、ほかの就活生よりも一歩リードできるでしょう。

外国人留学生の場合は、コミュニケーションの行き違いにも注意が必要。面接官の発言に落ち着いて耳を傾けます。発言するときは、聞き取りやすい声量でゆっくり話すと好印象です。

ライター

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生活・仕事・留学に関するお役立ち情報から、日本のディープな魅力を紹介するコラムまで、バラエティ豊かな記事をお届けします。

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