日本にはいろいろな挨拶があります。挨拶をするのは人と会ったり別れたりするときだけではありません。食事の前後や家を出るときなど日本独特の挨拶もあります。また、相手との関係性によってフレーズを使い分けたり、お辞儀の角度に意味があるのも特徴です。
この記事では、いろいろな挨拶を紹介。シーンごとに使えるフレーズや挨拶をする際のポイント、お辞儀の意味などについてまとめています。相手と挨拶を交わす際の参考にしてください。
目次
- 挨拶をする際のポイント
- 日本では基本的に挨拶とともにお辞儀をする
- 初めて会う人へのいろいろな挨拶の言葉
- 人に会ったときのいろいろな挨拶の言葉
- 人と別れるときのいろいろな挨拶の言葉
- お礼の気持ちを伝えるいろいろな挨拶の言葉
- 人に謝る場面で使ういろいろな挨拶の言葉
- 食事の場面で使う挨拶の言葉
- 外出時・帰宅時の挨拶の言葉
- ビジネスシーンで使ういろいろな挨拶の言葉
- 冠婚葬祭の場面で使う挨拶の言葉
- まとめ
挨拶をする際のポイント
挨拶は、コミュニケーションの基本であり大事な礼儀です。日常生活のみならず、ビジネスシーンなどでもいろいろな挨拶を行います。挨拶は良好な関係を築くために欠かせません。ここでは好印象を与える挨拶のポイントを紹介します。
適度な大きさの声のボリューム
挨拶をしても相手に伝わらなければ意味がありません。小さすぎる声は元気がない印象を与えてしまうため、明るくはっきりした声で挨拶します。
ただし、声の大きさは場所やTPOに合わせることが大切です。静粛な場では大きすぎる声量はマナー違反となるので、適度な声の大きさで挨拶しましょう。
目を見て挨拶する
目を見て挨拶することで、相手に信頼感や安心感を与えられます。一方、挨拶の際に視線をそらしたり、よそ見をしたりすることは失礼な印象を与えかねません。
挨拶をするときは、まず相手の目を見てからお辞儀をした後にもう一度相手の目を見るようにすると、さらに印象付けられます。
挨拶に一言添える
挨拶する際、一言添えることで好印象を与えられます。たとえば、「今日は良い天気ですね」や「寒くなってきましたが体調はいかがでしょうか」などです。会話が広がるきっかけにもなり、相手とコミュニケーションを取りやすくなります。
挨拶と一緒に名前を呼ぶ
「△△さん、おはようございます」など相手の名前を入れることも挨拶する際のポイントです。人は名前を呼ばれることで、相手に対して親近感が湧くといわれています。相手の名前を呼ぶことは良好な人数関係を築くのに有効的です。少し照れくさく感じるかもしれませんが、挨拶する際は一緒に相手の名前も呼ぶと良いでしょう。
日本語の挨拶については「日本語であいさつをしよう!状況別に使い方を紹介」をご覧ください。
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日本では基本的に挨拶とともにお辞儀をする
お辞儀とは、挨拶をするときやお礼を言うとき、謝るときなどに、腰を曲げて上半身を相手に倒す動作のことです。お辞儀は感謝や謝罪、相手を敬う気持ちなどを表し、日本では挨拶とともにお辞儀を行います。
以下は挨拶の際に行われているお辞儀の種類です。体を倒す角度で意味合いや丁寧さが異なるので、失礼がないように相手や場面に合わせたいろいろなお辞儀を覚える必要があります。
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会釈(えしゃく):体を15度ほど傾ける簡単なお辞儀で、友人や同僚などの親しい相手に使う
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敬礼(けいれい):体を30度ほど傾ける丁寧なお辞儀で、客人や初対面の相手に使う場合が多い。ビジネスの場面で最も一般的なお辞儀
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最敬礼(さいけいれい):体を45度ほど傾ける最も丁寧なお辞儀で、重要な相手に挨拶するときや深い謝罪をするときに使う
お辞儀をするときは「語先後礼(ごせんごれい)」が基本です。語先後礼とは、先に言葉を伝えた後に礼をすることを意味します。まずは相手の目を見て、挨拶の言葉を伝えた後にお辞儀をするのがマナーです。
日本ではあいさつする際や感謝の気持ちを表すときに、頭を下げてお辞儀するのがマナーです。「日本特有のマナーとは?食事や日常生活、ビジネスシーンの礼儀・作法を紹介」では日常生活・食事・ビジネスシーンのマナー・礼儀についてまとめています。
初めて会う人へのいろいろな挨拶の言葉
ここでは、初対面の人へのいろいろな挨拶の言葉を紹介します。相手と良好な関係を築くためにも、自分から積極的な挨拶を心がけましょう。
初めて会う人への挨拶の言葉「はじめまして」
初めて会った相手には、まず「はじめまして」と挨拶します。「初めてお目にかかります」という意味があり、いきなり名乗るだけよりも好印象を与えられる挨拶です。
なお、「はじめまして」は、会うまえに電話やメール、手紙でやり取りしていた相手にも使えます。日常生活だけでなくビジネスシーンなど幅広い場面で初対面の人に対して使えるフレーズです。
相手に名乗るときの言葉「私の名前は▲▲です」
初めて会った相手には、「はじめまして」の挨拶の言葉と一緒に、「私の名前は▲▲です」と名乗りましょう。
学校やビジネスの場面では、名前とともに簡単な自己紹介を求められるときがあります。その場合は、「▲▲から来ました」 「▲▲歳です」と出身や年齢を伝えると良いでしょう。
好意を伝える言葉「よろしくお願いします」
自己紹介をしたら、最後に「よろしくお願いします」と挨拶して締めます。何かをお願いするときに使う言葉で、初めて会った相手に「これから親しくしてほしい」という意味を込めたフレーズです。相手への敬意を示しつつ、これから良好な関係を構築していきたいことを示せます。
よろしくお願いしますの「よろしく」については「yoroshiku(よろしく)の意味や使う場面を紹介!」をご覧ください。
人に会ったときのいろいろな挨拶の言葉
挨拶は日常生活における大切なコミュニケーションの手段です。人と会ったときの挨拶は、朝・昼・夜で異なります。いろいろな挨拶の言葉から、適切なフレーズを選びましょう。
朝に会った人への挨拶の言葉「おはようございます」
朝に会った相手には、「おはようございます」と挨拶します。目上の相手にも使える丁寧な挨拶の言葉です。
友達や家族には、基本的に「おはよう」と省略して言います。上司や目上の相手に「おはよう」とは言いません。失礼にあたるので注意が必要です。
なお、「おはようございます」 「おはよう」が使える時間については諸説あり、概ね午前10時ごろまでといわれています。
昼に会った人への挨拶の言葉「こんにちは」
午前10時から午後6時などの昼間の時間帯に会ったときに使う挨拶は「こんにちは」です。相手の機嫌を伺う意味がある「今日はご機嫌いかがですか」というフレーズが省略されました。
「こんにちは」は、目上の相手やよく知らない人にも使えますが、上司や同僚にはあまり使いません。職場で会った場合は「お疲れ様です」と挨拶するのが一般的です。
夜に会った人への挨拶の言葉「こんばんは」
日が落ちて暗くなり始めた時間帯に会った相手には「こんばんは」と挨拶します。「こんにちは」と同じで「今晩はご機嫌いかがですか」というフレーズが省略された言葉です。なお、「こんにちは」と同様に「こんばんは」も、職場の上司や同僚に対して使用しません。
「こんにちは」から「こんばんは」への変わり目の時間に決まりはないものの、一般的には日没が目安です。季節や地域によって日の入り時間が変わるため、日が沈むと「こんばんは」を使う傾向にあります。
「konnichiwaの意味や使い方とは?外国人向けに例文つきで紹介」には、「こんにちは」のほかに日本で一般的に使われている挨拶についてまとめています。
人と別れるときのいろいろな挨拶の言葉
人と別れるときに使える一般的な挨拶は「さようなら」です。「さようなら」以外にも、状況によっていろいろな挨拶があります。ここでは、人と別れるときに使ういろいろな挨拶を紹介するので、場面を考慮して適切なフレーズを選びましょう。
親しい人への挨拶の言葉「さようなら」
親しい相手と別れるときに使える挨拶の言葉は「さようなら」です。人と別れるときに使われていた挨拶の言葉「左様なら(それでは)、これで別れましょう」が短くなり生まれました。
家族や友達のように気さくな間柄なら「じゃあね」 「またね」 「ばいばい」も使えます。目上の人や顧客などに使うと失礼にあたるので注意しましょう。
目上の人への挨拶の言葉「失礼します」
目上の相手と別れるときに使える挨拶は「失礼します」です。ビジネスシーンでよく使われます。人と別れるとき以外にも、断りを入れる表現として、部屋に入ったり相手に話しかけたりするときにも使えるフレーズです。
なお、「失礼しました」という過去形の挨拶は、すでに起こった出来事に関する謝罪に使われる言葉です。挨拶として「失礼しました」は使いません。
人の健康を願う挨拶の言葉「お元気で」
「お元気で」も別れの挨拶です。健康への願いを込めたフレーズで、主に親しい間柄に対して使います。ビジネスでは「お元気で」ではなく、より丁寧な「ご自愛ください」という挨拶の言葉を用いることが一般的です。
病気や怪我をしている親しい間柄の相手と別れるときは「お大事に」と挨拶します。目上の相手には、「お大事になさってください」など丁寧な挨拶の言葉を選ぶと失礼がありません。
夜に人と別れるときの挨拶の言葉「おやすみなさい」
夜に会った相手と別れるときや就寝時に使われる挨拶が「おやすみなさい」です。家族や友人などの親しい相手には、より気さくなフレーズである「おやすみ」という挨拶の言葉も使われます。
もともとは、相手に「どうぞ休んでください」と勧める「御休みなさい」という意味でした。この「休み」は休息や休憩ではなく寝る行為を指しており、夜にしっかりと眠れるようにとの気遣いが込められています。
「さようなら」が使われる場面や例文については「「sayounara」はいつ使うあいさつ?同じ意味の日本語も紹介」をご覧ください。
お礼の気持ちを伝えるいろいろな挨拶の言葉
お礼の気持ちを伝える挨拶の言葉は、相手との関係性によって変わります。お礼を言う際は、気持ちを伝えるためにきちんとお辞儀をしながら挨拶するようにしましょう。
親しい人へお礼の言葉「ありがとう」
家族や友人などに感謝やお礼の気持ちを伝えるときの挨拶の言葉は「ありがとう」です。「ありがとう」と言われたら、「どういたしまして」と返します。
「ありがとう」は家族や友人など親しい間柄に対して使うカジュアルな言葉です。目上の人やビジネスの場面で会った相手に「ありがとう」を使うと失礼にあたるので「ありがとうございます」を使います。
丁寧なお礼の言葉「ありがとうございます」
「ありがとうございます」は丁寧な挨拶です。目上の相手やよく知らない人にお礼を言うときに使います。ビジネスの場面や知らない人に親切にしてもらったときなどでも使える言葉です。
より感謝を伝えたい場合は「誠にありがとうございます」や「心から感謝いたします」なども使えます。
過去形でお礼を伝える言葉「ありがとうございました」
過去に相手がしてくれた行為に対してお礼や感謝を伝えるときは「ありがとうございました」です。丁寧な挨拶言葉として、目上の人やビジネスの場面で会った相手など幅広く使えます。
「ありがとう」の使い方については「arigatouの意味や使い方を外国人に向けて紹介!」にもまとめています。
人に謝る場面で使ういろいろな挨拶の言葉
以下は謝罪をするときに使う挨拶の言葉です。相手との関係性や出来事の深刻さに応じて、いろいろな挨拶の言葉を使い分けます。重要な謝罪のときは言葉と合わせて深い角度でお辞儀をして、謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。
親しい人への謝罪の言葉「ごめんなさい」
「ごめんなさい」は家族や友人に謝る際に使う挨拶の言葉です。言葉とともに、顔の前で両手のひらを合わせる動作をする場合もあります。
なお、「ごめんなさい」はビジネスシーンにおいて使用しません。親しい間柄にだけ使えるフレーズです。
軽い謝罪に使える言葉「すみません」
「すみません」は「ごめんなさい」よりも丁寧な謝罪の挨拶として使います。軽い謝罪以外にも、感謝の気持ちを伝えたり知らない人に呼びかけたりするときなど、さまざまな意味があります。以下は「すみません」を使った例文です。
【例文】
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「遅れてすみません」(謝罪)
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「席を譲っていただき、すみません」(感謝)
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「すみません、ハンカチ落とされましたよ」(呼びかけ)
前述した「ごめんなさい」や「すみません」は、ビジネスにおいて文章やメールなどでは使用しません。謝罪の気持ちを伝えたい場合は後述の「申し訳ありません」を使います。
目上の人への謝罪の言葉「申し訳ありません」
「申し訳ありません」は「言い訳のしようがない」という意味で、詫びる気持ちを強く表している言葉です。目上の人やビジネスの場面で会った相手、顧客などに謝るときには、「申し訳ありません」「申し訳ございません」を用います。
さらに謝罪の気持ちを表現する場合に使う言葉は「大変申し訳ありません」です。「大変」をつけることによって謝罪の意味が強まります。
謝罪を表す「ごめん」や「すみません」の使い方については「「gomen」はどのような場面で使う日本語?意味を知って正しく使おう」や「sumimasen(すみません)の意味や正しい使い方を紹介!」をご覧ください。
食事の場面で使う挨拶の言葉
「いただきます」と「ごちそうさま」は日本特有の挨拶言葉です。食事の前後に行う挨拶で、命をいただくことと食事を作ってくれた人への感謝の気持ちを表しています。
食事のまえの挨拶の言葉「いただきます」
日本では食事をする前に、両手を胸の前で合わせて「いただきます」と言うのが基本的なマナーです。「いただきます」は「頂く」という言葉が由来とされています。頂くとは、物を受け取るという意味です。
手を合わせる行為は感謝や敬意を表す作法として受け継がれてきました。食材の命に対する感謝や生産者や作ってくれた人への敬意を込めて、手を合わせる行為が食事にも取り入れられたとされています。
食事のあとの挨拶の言葉「ごちそうさま」
食事のあとの挨拶は「ごちそうさま」です。両手を胸の前で合わせて言います。江戸時代後半から食後の挨拶言葉として使われるようになりました。
「ちそう」とは「馳走」と漢字で書き、「走り回る」という意味です。走り回って食事の準備をしてくれた相手への感謝の気持ちが込められています。
いただきます・ごちそうさまの使い方は「「itadakimasu」はどのような日本語?使える場面や意味を紹介!」や「gochisousamaはいつ・なぜ言うの?使い方や意味を解説!」にもまとめています。
外出時・帰宅時の挨拶の言葉
家を出るとき・家に帰ってきたときに使う挨拶の言葉があるのも、日本ならではです。出発や帰宅の挨拶の言葉は、日本以外の国ではあまりありません。
「行ってきます」「行ってらっしゃい」
「行ってきます」はどこかへ出かけるときに使い、どこかへ出かける人を送り出す場合は「行ってらっしゃい」と声をかけます。
「行ってきます」には「出かけますが、再び帰ってきます」という意味です。一方、「行ってらっしゃい」は「行って、無事に戻ってきてください」という願いが込められています。
「ただいま」「おかえりなさい」
帰ってきたときに使う挨拶は「ただいま」です。「ただいま」は、「ちょうど今」という意味があり、「ちょうど今戻りました」というフレーズが短くなったのが由来といわれています。
「ただいま」に対して、迎える人が言う挨拶言葉は「おかえりなさい」です。「おかえりなさい」には「無事に戻ってきてくれてありがとう」 「あなたを待っていました」などの意味があります。
ただいま・おかえりなさいの例文や使い方については「「tadaima」はどのような場面で使う日本語?意味や返し方を解説」や「「okaerinasai」は誰に・いつ使う日本語?意味や由来を解説」の記事をご覧ください。
ビジネスシーンで使ういろいろな挨拶の言葉
ビジネスシーンにおいて良好な関係を築くのに挨拶は欠かせません。ここでは、ビジネスでよく使う挨拶の言葉を紹介します。
人を労う言葉「お疲れ様です」
「お疲れ様です」はビジネスシーンで使われる挨拶です。相手の労を慰めたり、感謝したりする意味があります。上司や同僚、後輩など地位に関係なく社内の人に対して使える言葉です。顧客や社外の人に対して「お疲れ様です」と伝えることは失礼にあたります。
似た言葉である「ご苦労様です」は、目上の人に対して使うのはマナー違反です。目上の人から目下の人への労いの意味があるため、「お疲れ様です」と伝えるようにしましょう。
取引先へ使う挨拶の言葉「お世話になっております」
「お世話になっております」は主に取引先や顧客に対して使う挨拶言葉です。「お世話になっております」には、「取り引きをしていただき、ありがとうございます」 「面倒を見ていただき、ありがとうございます」といった気持ちが込められています。
直接顔を合わせるときだけでなく、電話やメールをするときも、最初のあいさつとして「お世話になっております」を使うのが一般的です。現在も繋がりがある相手に使うあいさつなので、全く関わりがない人や全く初対面の人には使いません。
先に退社するときの挨拶の言葉「お先に失礼します」
「お先に失礼します」は、ほかの人より先に退社するときの挨拶です。目上の人にも使えますが、より丁寧に伝える場合は「お先に失礼いたします」と挨拶することをおすすめします。
帰宅する際は「お疲れさまです」と併せて使うことも可能です。あいさつは退勤時間になってからします。自分の仕事が終わっているか確認したうえで、「お先に失礼します」と言いましょう。
挨拶以外のビジネスマナーについては「日本のビジネスマナーを解説!服装から人への接し方まで紹介!」の記事にまとめています。
冠婚葬祭の場面で使う挨拶の言葉
冠婚葬祭とは、結婚式や成人式、葬式などの大きなイベントを指します。ここでは、冠婚葬祭の場面で使われる挨拶の言葉を紹介します。
お祝いの気持ちを伝えるときの言葉「おめでとう」
友人や親しい相手が結婚する場合の挨拶は「おめでとう」です。目上の相手や結婚式で会った新郎新婦の親族には、より丁寧に「おめでとうございます」と挨拶します。
ほかにも、「おめでとう」は成人した相手にも使える挨拶の言葉です。ほかにも、相手が誕生日を迎えたり進学・昇進したりといった喜ばしい場面で、お祝いの気持ちを伝えるために「おめでとう」は使われます。
人が亡くなったときの言葉「お悔やみ申し上げます」
人が亡くなったときの遺族への挨拶言葉は、「お悔やみ申し上げます」です。「亡くなった人の死を残念に思って、悲しんでいます」という意味があります。ほかにも、「ご愁傷様(ごしゅうしょうさま)です」や「ご冥福をお祈りします」もお悔やみの気持ちを伝える挨拶です。
冠婚葬祭のマナーについては「冠婚葬祭って何のこと?外国人に向けて意味や該当する儀式を紹介」や「冠婚葬祭のマナーが知りたい!結婚式と葬儀の参列方法について解説/」をご覧ください。
まとめ
時間帯や場面、相手との関係性によって、いろいろな挨拶が行われます。また、挨拶とともに行うお辞儀は角度によって意味が異なり、感謝や謝罪、敬う気持ちなどを表す作法です。
挨拶は良好な関係を築くのに欠かせません。相手に合わせて使い分け、円滑なコミュニケーションを図りましょう。